月別アーカイブ: 2015年12月

2015年のふりかえり

2015年のことをふりかえってみます。
#DevLOVE関西のことは28回開催した2015年のDevLOVE関西に書いています。

発表させてもらったこと

以下のような場でお話させてもらいました。

  • HDIfesプロジェクトを成功させるための「期待マネジメント」
  • Agile Japan 2015アジャイルな現場になっていく時の越えなければいけない3つの壁
  • デブサミ関西関西で働くという生き方
  • TISMatsuri:プロジェクトを成功させるための「期待マネジメント」(再演)
  • この中で一番嬉しかったのは、古巣でのTISMatsuriの発表でした。HDIfesで私の話を聞いた上で「社内の同僚にも聞いて欲しい」という思いで声をかけてもらいました。
    昔々、その古巣でアジャイルサムライ読書会などの社内勉強会をやっていたことを思い出したりもしました。

    これからもお役に立つのであれば積極的に出かけていきますので、お気軽にお声がけください。

    ギルドワークスのこと

    「正しいものを正しくつくる」をミッションに2年目もギルドワークスとして色々やりました。

    プロダクト開発では、株式会社チカク様のまごチャンネル、株式会社クラフル様のCraful、株式会社オズビジョン様のスマートフォン版ハピタスなどを、全国に散らばっているエンジニア、デザイナーの仲間とリモートワークでチームを組んで手がけました。
    開発以外でも価値探索として、様々なお客様、サービスに携わることができました。

    一方、私がメインで行っている現場コーチでも、「正しいものを正しくつくる」現場を増やすためにいくつもの現場に携わることができました。まだまだ道半ばではありますが、お客様からいただいている声からはそれ相応の値打ちも提供できているようです。

    そんな現場コーチでは「まとまっていないんだけど、ちょっと困っていて話し相手になって欲しいんだけど…」という感じでも、ご相談に乗れますので、こちらもお気軽にお声がけください。

    またイベントでは開発者ギルドカンファレンス2015ギルドミートアップ価値探索 × プロダクト開発 -ギルドワークス事例発表-などを開催しました。

    コラボレーションしたサービスとしては、ハッカソンの企画から事業化までを、開発現場まで踏み込んで支援する企業向けサービス、発火ワークス(HackaWorks)を開始しました。

    こうしてふりかえってみると、素晴らしいお客様、仲間に恵まれて、色々なことができた1年でした。

    2016年はこういうことにチャレンジしたい

    ギルドワークスとしても現場コーチとしても1つの節目である3年目を迎えますが、これまでの延長線を大事にしつつ、「そう来た!?」というようなことをやっていきたいと思っています。

    というわけで、2016年もよろしくお願いします!

    Photo credit: KK_photographics via VisualHunt / CC BY-NC-ND

    DevLOVE関西

    28回開催した2015年のDevLOVE関西

    DevLOVE関西、2015年は28回開催することができました。
    2014年の40回2013年の35回に比べると減り、一月に2回というペースでしたが、100回を越えることもできました。

    参加してくれた皆さん、話し手の皆さん、会場提供していただいた皆さん、そして裏方スタッフの皆さん、ありがとうございました!

    2015年も色々やりました

    DevLOVEの2つのコンセプト「開発の楽しさを発見しよう。広げよう」「開発の現場を前進させよう」にあるように、1つに偏らず色々なテーマでやることができました。
    2015年の特徴は、特定の技術ではなく、事業会社の現場の話、サービス開発の現場の話といった「現場」に着目したものも多かったことです。

    事業会社の現場シリーズでは、クックビズさん、モノタロウさん、ロックオンさん、またサービス開発の現場シリーズでは駅すぱあとから始まり、houren.soboardMackerelesaDocBaseといった様々な現場のお話をしてもらいました。

    年に1回の大きめの場としてDevLOVE現場甲子園2015『西日本大会』を実施し、全15話の現場の話をお届けるすることもできました。

    ずっと感じていることですが、毎回初参加の方が一定数いてくれることは主催しているスタッフとして嬉しいことでした。

    やったことのリスト

    ※各イベントの詳細はこちらでご覧ください。

    01/19 事業会社の現場を知ろう~クックビズ編~
    01/26 JavaScript フレームワークは Angular JS だけじゃない!
    02/02 ウェブデザイン・ウェブ開発に必要なこと(DevLOVE仙台共同企画)
    02/04 「APIデザインの極意」読書会#2
    02/07 「駅すぱあと」を支える開発 〜9262の可能性を繋げ!〜(DevLOVE関西Ver)
    03/07 メトリクスによる「見える化」のススメ: エッセンシャル・リーン
    03/20 事業会社の現場を知ろう~モノタロウ編~
    04/04 システムテスト自動化ワークショップ
    04/10 農業の「現場」から生まれた業務改善サービス「houren.so」の話を聞いてみる
    04/11 コミュニケーションツールと“持ち寄り型”プロジェクトマネジメント
    04/18 自分戦略〜エバンジェリスト編〜
    04/20 現場主導によるITS導入
    05/11 現場の課題や困りごとをライトにトークしてみる
    05/15 クリエイターの技術持ち寄り発表会〜デザインそもそも論〜
    05/25 事業会社の現場を知ろう~ロックオン編~
    06/11 「レビュー」をもっとうまくやってみる
    06/26 TOCを初めて知ってみる
    07/18 議論を楽しく見える化しよう!グラフィック・レコーディングワークショップ
    07/24 クラウド時代のエンジニアの役割〜AWSを使い続けて気づいたこと〜
    08/15 プレゼンの技術
    09/12 妖怪と一緒に現場のコミュニケーションの問題を解決しよう! ー 最新のパターンランゲージ技術とカウンセリング技術の応用 ー
    09/14 現場のアーキテクチャの話をしてみませんか?
    09/18 『board』のサービス開発の現場
    09/19 DDD(ドメイン駆動設計)実践者の話を聞いてみよう
    11/09 『Mackerel』のサービス開発の現場
    11/16 クリエイターの技術持ち寄り発表会〜仕事の考え方、回し方編〜
    11/28 esaとDocBaseのサービス開発のDiffの話
    12/05 DevLOVE現場甲子園2015『西日本大会』

    2016年はそれぞれの現場で実践した【自動化】の話、そして「エンジニアが幸せな人生を過ごすための学び方、関わり方、あり方」の再演といったDevLOVE現場甲子園の再演からスタートです。

    2016年もDevLOVE関西の場に関わった話し手、皆さんの現場が前進できることをやっていきますので、よろしくお願いします。

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    強い現場はDiffに対して向き合っている

    この記事は DevLOVE Advent Calendar 2015「diff」の12月23日分の記事です。

    昨日のエントリー「今年衝撃的だった3つのdiff」の書き手であるshidaさんからのバトンを受けて書かせてもらいます。

    自己紹介

    2014年4月よりギルドワークスという会社を仲間と共に立ち上げて、スクラムやチームビルディングやファシリテーションを武器に様々なクライアント様の現場で現場コーチをやっています。

    コミュニティではDevLOVE関西をやっています。

    これまでのDevLOVE Advent Calendarでは2013年「現場」というテーマで「いろいろな現場に深く関わっていく」を、2014年 「越境」というテーマで「「ええやん」と思ったらやっていこう」を、それぞれ書いていますので、良ければそちらもお読み下さい。

    現場コーチの現場で見かける「Diff」

    現場コーチの現場では、色々なDiffを見かけます。
    2つのプロジェクトにおける開発チームでのDiff。コードの書き方や設計思想から始まり、デプロイのどこをどういう風に自動化しているか?といった技術面。また会議体などコミュニケーション面でもDiffはあります。
    企画チームにおけるDiffもまた同じようにあり、プロダクトのあるべき姿の話などなど。
    そして開発と企画、現場と経営など役割が違うところにもDiffはもちろんあります。

    そういう「Diff」に現場が直面した時に「AとBでは◯◯という違い(=Diff)があるけどどっちにする?」「AとBのどっちもどっちだし、お互いの妥協したところのC案で…」といった話になることがあります。

    この時に(現場コーチから見て)やってはいけないこと、なってはいけない状況は「Aの意見を言った人は、ちょっと気に食わないBにしよう」「とりあえずAとB、それぞれの顔を立てないといけないから、この場を収めるためにCにしよう」という利己的な視座や目的から見て正しくない結論を取ることです。

    もちろんみんな(一見)大人なので本音は表明せず、もっともらしい理論武装で話をしますが、本来の目的に照らして深く会話して質問を投げかけて行くと、そういうのは見えてきます。

    このような組織、チーム、現場は結果として目的を達成できず、成長しきれない、衰退していきます。

    強い組織は「Diff」に対して向き合っている

    「強い組織とはどういうのだろう?」と考えた時に1つの要素として「Diffがあることを(恐れずにむしろ)歓迎し、そのDiffに向き合い、ぶつかりあいながら、目的に向かっていくことができる人達がいる、場がある」ことかと思います。

    Diffを取ることで自分達が良くない状態であることが分かることもあります。その時にその事実と向き合うことができ、そこから目的に向かう一歩、二歩を進むことができるかが大事です。

    DevLOVEというコミュニティがそういうDiffに向き合おうとしている人達の背中を押したり、何か一歩を踏み出すヒントを得られるような場になっていたりして、少しでも役立っているのであれば嬉しいことです。

    そして自分自身、「現場コーチ」として様々な現場のDiffと向き合いながら、これからも「正しいものを正しくつくる」現場作りをやっていこうと改めて思いました。
    最後は決意表明みたいになりましたが、これが私の【DevLOVE Advent Calendar 2015 「Diff」】のエントリです。

    Photo credit: Walt Jabsco via Visual hunt / CC BY-NC-ND