月別アーカイブ: 2009年12月

新しいチームリーダーのことを社内SNSで知った

12月頭に全社横断的に(主に開発工程の)生産性向上をミッションとする部門に異動になりました。
で、「まずは顔合わせを…」ということになりました。

新しいチームで一緒になるチームリーダー(上司)は分かっていましたので、社内SNSで探して、会う前にその方の書いているブログをザッと読んでみました。
#そのチームリーダーとはお話したことはありませんでした。

一定量のブログを読むと、その人の大まかな方向性や好き嫌いなど見えてくると思います。
で、そのチームリーダーの方のエントリもそこそこあったので、なんとな~く、どういう方かイメージを持つことができました。

また、ブログのコメントでは、なんとなく人のつながりも見えて「あ、この人(自分が知っている人)と知り合いなんや」というのも分かったりしました。
その後、実際に顔合わせをしたのですが、ブログを読んでいたせいもあって(無用に緊張せず)話ができたように思います。
#「あのエントリ、興味深かったです」というように話題にも事欠きませんでしたし。

もちろん、変な先入観を持たないように気をつける必要はありますが、社内SNSを有効利用できたシーンだったと思いました。

※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

Alexandre Debiève

生産性の低さを嘆くよりも…

プロジェクトにおいてメンバーにタスクを割り当て、その品質や進捗管理をすることがあります。それについての自戒を書いておきます。

プロジェクトにはQCDなど色々な問題がつきものです。
その1つに【(自分も含めた)メンバーの生産性が想定より低い】ことがあります。

ここでの生産性は質/量を問いません。
例えば「1日(8時間)で2画面分のコーディングができる想定だったが1画面分しかできない」「レビューで誤字・脱字レベルの指摘が大半を占める」などです。

それを嘆いて、(メンバーを)批判しても、プロジェクトにとって、なに1つプラスの効果はありません。
それよりも(メンバーを管理する立場の)自分が、メンバーの能力を100%発揮できる環境を作れているのか?を自問し、またメンバーそれぞれと話し合うなどの、アクションが必要かと思います。
#もちろんメンバー本人がベストを尽くしている前提です。

そういうアクションを取ると、「ツールが無く不便」「上流工程での成果物が分かりづらい」や「もっと任せて欲しい」「会議が多い」など色々な声が聞こえてきたり、また「そもそも想定していた生産性自体が的外れだった」などということも分かるかもしれません。
 #本来は、プロジェクトにおいて随時、そういう舵取りを行うのがPM、PLなど管理者の役目だと思います。

そのようなことをせずに嘆いて、イライラをメンバーにぶつけたところで、メンバーのモチベーションはみるみる下がり、「作業者」になってしまいます。すると、ますます(管理者から見た)生産性が低く見えるようになる…という悪循環になります。

結果、プロジェクトで解決すべき課題に管理者とメンバーが「団結して」立ち向かわないといけないのに、管理者とメンバーが「対立関係」になってしまいます。

これでは、誰も…課題解決を依頼したお客様含め…ハッピーにはなれない…という残念な結果になってしまいます。

※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

Arshad Pooloo

自分憲法

#ソース元は「一生かけて取り組むべきものが分かる“自分憲法”の作り方」です。

自分のことを考えてみると「楽しく、成長しながら仕事をする」というのがそれと思っています。
#この「自分憲法」の考え方は、(迷った時にはそれに基づいて判断する)「プロジェクト憲章」に似ている気がします。

この自分憲法を毎日見て、心に刻み込むようにすれば良いかもしれません。
忙しい日々が続くと目先のタスクに終われて、こういう大事なポイントを振り返る間がなく、(作業者になって)モチベーションが下がってしまいます。
キーワードの1つ「成長」をもう少し細分化すると…「自分の成長」「誰かの成長を手伝える」「誰かには人以外にも集団、組織(チームやグループ)も含まれる」となります。

一方、「楽しく」で気をつけていることは「不満やネガティブワードを極力思わない」「(思わないが難しくても)特に若手の前では言わない」「ポジティブワードを言うです。
#これを意識していると自分のテンションも良い方向に向かうことが多いと思います。

「自分憲法」より具体的な考え方として「趣味も家庭もバランス良く両立させる」というのもあります。
やはり良い成果の背景には良い精神状態が必要と思います。
人間関係にトラブルが出ていたり、何1つ趣味が無いというのもバランスが良いとは言えないと思います。

また矛盾するようなことですが(帰り際に)「もっと仕事をしたい」・(行く時に)「早く仕事をするために会社に行きたい」と思うような状況も、「楽しく」感じる要素だと思います。

メンバーと切磋琢磨して、お互い成長できる状況、何事に対してもアツイ感じで議論、考察して、そこから得た情報やTipsをどんどんシェアできるような状況が三度のメシより好きです。

※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

Photo credit: dalbera via VisualHunt.com / CC BY