1回の会議・打ち合わせで必ず結論を出す技術[読書感想]

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1回の会議・打ち合わせで必ず結論を出す技術
著者:斎藤 岳

題名の通り、会議/打合せでいかに(参加者全員が納得し、次のアクションへつながる)結論を出すかを書いています。

◆目次
第1章 「結論を出す能力」を身につけよう(なぜ、会議の技術を学ぶのか
世の中に溢れる「メタボ会議」 ほか)
第2章 会議・打ち合わせを科学する(「結論が出る」メカニズムとは?
会議の「負のループ」を断ち切るには? ほか)
第3章 会議・打ち合わせの技術を知る(ゴールはなに?
アイスブレイク・巻き込み ほか)
第4章 困った!問題にどう対処する?(問題のある参加者にどう対応するか
グループが問題に直面したときにどう対処するか)
第5章 プロジェクトにおける会議のコツを学ぶ(「メタボ会議」ではプロジェクトは失敗する
難易度が高い会議では、準備が重要 ほか)

よく見かけるNGな会議/打合せを「メタボ会議」と名付け、それをなくすために「7つの心得」「11の技術」を紹介していくという流れになっています。

私が印象に残った箇所を羅列すると…。

「発散」「収束」のギアチェンジ

私自身が心の中で気をつけているつもりですが、参加者全員で共有できているか?、また、場の雰囲気がそうなっているか?までは辿り着いていないなぁと。

GAPのP(Point of view)

ハッとさせられました。G…Goal、A…Agendaは意識していてもPまで意識できているかは弱いかも…。

良くない会議の特徴

これに陥っていないか?をセルフチェックに使えそうです。

キーワード「今日のゴールはなに?」

特に社外のお客様との打合せに一緒に行くメンバーと事前に意識合わせをして「打合せが終わった時にどんな状態になっていればOKなのか?」を共有しておきます。

ラップアップ

色々話した末の結論の確認は大事で、これを怠ると「で、結局どうなの?」とまた振り出しに戻ってしまいまうこともあります。

後半の「困った人/状況への対応」部分は、後付けな感じがして少し蛇足かな?と思いましたが、前半…特に事例はOK/NGケースをそれぞれ対比しており、分かりやすく「すぐに実践できる」内容が多いように感じました。

※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

Photo credit: shoothead via Visualhunt.com / CC BY-ND

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