「アジャイルコーチが見てきた組織の壁とその越え方」という話をします

Agile

この記事はギルドワークスのアドベントカレンダーの3日目です。

要約

  • 変化していこうとするといろいろな壁と出会う
  • これまでコーチとしていろいろな壁に出会ってきた
  • July Tech Festa 2019で「アジャイルコーチが見てきた、組織の壁とその越え方」という新たな壁の話をする

アジャイルに立ち向かった時のいろいろな壁の話

これまで現場コーチとして、いろいろな組織、チームがアジャイルになっていくための活動を支援してきました。
具体的な活動としてはScrumチームの立ち上げを支援したり、これからのマネジメントのあり方を考えたり、ビジネス側と開発側にある”側”という言葉や考えを取り除きOneTeamになることを背中を押したりしてきました。

もちろん現場ごとに違いますが、そういう取り組みをした時によく出会う壁があることに気づきました。
このエントリでは、これまで出会ってきた壁について書いてみます。

アジャイルな現場になっていく時の越えなければいけない3つの壁

AgileJapan2015 でお話したのは導入の壁定着の壁拡大の壁組織の壁についてでした。
(「〜3つの壁」というタイトルでしたが、結局は4つになりました)

導入の壁は「アジャイルに取り組む時に当事者たちに理由がないとうまくいかない」というものです。
定着の壁は「正解をあるという前提でそれを見つけることの固執してしまう」というものです。
拡大の壁は「広げて行く時に活動やプラクティスの理由が伝わらず表面的になる」というものです。
最後の組織の壁は「アジャイルをなること自体が目的になってしまって、本来の目的が忘れ去られてしまい頓挫してしまう」というものです。

アジャイルカルチャーが組織に根付くまでの挑戦

Regional SCRUM GATHERING Tokyo 2017でお話したのは変化することへの壁やり方の壁役割の壁についてでした。
※参考:【資料公開】アジャイルカルチャーが組織に根付くまでの挑戦 – サウスポーなエンジニアの独り言

以下のブログに詳しく内容を書いていただいています。
[RSGT2017 レポート] アジャイルカルチャーが組織に根付くまでの挑戦 | Developers.IO

アジャイルコーチが見てきた、組織の壁とその越え方

そして今度の日曜日、July Tech Festa 2019でまた壁についてお話します。

セッション概要は

これまでの考え方ややり方を変えようとする時、最初は小さく上手に始められたとしても、しばらくすると文化に根ざす壁にぶつかることが多くあります。トップダウンでもボトムアップでも同じです。その壁にどう立ち向かうか?により組織の文化の方向がつけられます。
このセッションでは、現場コーチ(アジャイルコーチ)として様々な現場の変化を、組織の中からではなく一歩外から関わってきた経験からその壁の越え方をお話します。

今回はチームの中の壁チーム間の壁現場とマネージャー・経営の壁といった3つの壁について、どういう時にその壁が発生するのか、その壁はどういう問題を引き起こすのか、その壁を向き合って壊すためにはどうすればいいのかといったお話をするつもりです。

最大6トラックのセッションがあり、いろいろな人がお話するようですので、興味がある方はこちらからお申し込みください。

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