DevLOVE」カテゴリーアーカイブ

DevLOVE X でお話してきました #devlovex

DevLOVE X(10周年記念イベント) でお話しました。

スライドとTogetter

#DevLOVEX 中村洋「「正しいものを正しくつくる」を探索し続けてきた10年とこれからの10年」 #DevLOVEXE Day1-2E - Togetter

DevLOVEへの感謝

あの場で伝えたかったことの1つはこのスライドです。

とにかく今の自分があるのはDevLOVEのおかげです。
このDevLOVEがなければDevLOVE関西もなかったと思います。
DevLOVE関西の誕生の経緯などは誕生!DevLOVE関西:Dev・Loveッ・関西!(2)外から見たDevLOVE関西(papanda編):Dev・Loveッ・関西!(3)に書いています。

そしてTwitterでこんな言葉をもらってすごく嬉しかったし、泣きそうでした。

もちろんDevLOVE関西は自分だけでなく、多くの話し手、会場を貸してくれるみなさん、参加者、そして一緒にやってくれる仲間のおかげで続いていると思っています。

最後に、DevLOVEのみなさん、ありがとうございました!

DevLOVE関西

28回開催した2015年のDevLOVE関西

DevLOVE関西、2015年は28回開催することができました。
2014年の40回2013年の35回に比べると減り、一月に2回というペースでしたが、100回を越えることもできました。

参加してくれた皆さん、話し手の皆さん、会場提供していただいた皆さん、そして裏方スタッフの皆さん、ありがとうございました!

2015年も色々やりました

DevLOVEの2つのコンセプト「開発の楽しさを発見しよう。広げよう」「開発の現場を前進させよう」にあるように、1つに偏らず色々なテーマでやることができました。
2015年の特徴は、特定の技術ではなく、事業会社の現場の話、サービス開発の現場の話といった「現場」に着目したものも多かったことです。

事業会社の現場シリーズでは、クックビズさん、モノタロウさん、ロックオンさん、またサービス開発の現場シリーズでは駅すぱあとから始まり、houren.soboardMackerelesaDocBaseといった様々な現場のお話をしてもらいました。

年に1回の大きめの場としてDevLOVE現場甲子園2015『西日本大会』を実施し、全15話の現場の話をお届けるすることもできました。

ずっと感じていることですが、毎回初参加の方が一定数いてくれることは主催しているスタッフとして嬉しいことでした。

やったことのリスト

※各イベントの詳細はこちらでご覧ください。

01/19 事業会社の現場を知ろう~クックビズ編~
01/26 JavaScript フレームワークは Angular JS だけじゃない!
02/02 ウェブデザイン・ウェブ開発に必要なこと(DevLOVE仙台共同企画)
02/04 「APIデザインの極意」読書会#2
02/07 「駅すぱあと」を支える開発 〜9262の可能性を繋げ!〜(DevLOVE関西Ver)
03/07 メトリクスによる「見える化」のススメ: エッセンシャル・リーン
03/20 事業会社の現場を知ろう~モノタロウ編~
04/04 システムテスト自動化ワークショップ
04/10 農業の「現場」から生まれた業務改善サービス「houren.so」の話を聞いてみる
04/11 コミュニケーションツールと“持ち寄り型”プロジェクトマネジメント
04/18 自分戦略〜エバンジェリスト編〜
04/20 現場主導によるITS導入
05/11 現場の課題や困りごとをライトにトークしてみる
05/15 クリエイターの技術持ち寄り発表会〜デザインそもそも論〜
05/25 事業会社の現場を知ろう~ロックオン編~
06/11 「レビュー」をもっとうまくやってみる
06/26 TOCを初めて知ってみる
07/18 議論を楽しく見える化しよう!グラフィック・レコーディングワークショップ
07/24 クラウド時代のエンジニアの役割〜AWSを使い続けて気づいたこと〜
08/15 プレゼンの技術
09/12 妖怪と一緒に現場のコミュニケーションの問題を解決しよう! ー 最新のパターンランゲージ技術とカウンセリング技術の応用 ー
09/14 現場のアーキテクチャの話をしてみませんか?
09/18 『board』のサービス開発の現場
09/19 DDD(ドメイン駆動設計)実践者の話を聞いてみよう
11/09 『Mackerel』のサービス開発の現場
11/16 クリエイターの技術持ち寄り発表会〜仕事の考え方、回し方編〜
11/28 esaとDocBaseのサービス開発のDiffの話
12/05 DevLOVE現場甲子園2015『西日本大会』

2016年はそれぞれの現場で実践した【自動化】の話、そして「エンジニアが幸せな人生を過ごすための学び方、関わり方、あり方」の再演といったDevLOVE現場甲子園の再演からスタートです。

2016年もDevLOVE関西の場に関わった話し手、皆さんの現場が前進できることをやっていきますので、よろしくお願いします。

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強い現場はDiffに対して向き合っている

この記事は DevLOVE Advent Calendar 2015「diff」の12月23日分の記事です。

昨日のエントリー「今年衝撃的だった3つのdiff」の書き手であるshidaさんからのバトンを受けて書かせてもらいます。

自己紹介

2014年4月よりギルドワークスという会社を仲間と共に立ち上げて、スクラムやチームビルディングやファシリテーションを武器に様々なクライアント様の現場で現場コーチをやっています。

コミュニティではDevLOVE関西をやっています。

これまでのDevLOVE Advent Calendarでは2013年「現場」というテーマで「いろいろな現場に深く関わっていく」を、2014年 「越境」というテーマで「「ええやん」と思ったらやっていこう」を、それぞれ書いていますので、良ければそちらもお読み下さい。

現場コーチの現場で見かける「Diff」

現場コーチの現場では、色々なDiffを見かけます。
2つのプロジェクトにおける開発チームでのDiff。コードの書き方や設計思想から始まり、デプロイのどこをどういう風に自動化しているか?といった技術面。また会議体などコミュニケーション面でもDiffはあります。
企画チームにおけるDiffもまた同じようにあり、プロダクトのあるべき姿の話などなど。
そして開発と企画、現場と経営など役割が違うところにもDiffはもちろんあります。

そういう「Diff」に現場が直面した時に「AとBでは◯◯という違い(=Diff)があるけどどっちにする?」「AとBのどっちもどっちだし、お互いの妥協したところのC案で…」といった話になることがあります。

この時に(現場コーチから見て)やってはいけないこと、なってはいけない状況は「Aの意見を言った人は、ちょっと気に食わないBにしよう」「とりあえずAとB、それぞれの顔を立てないといけないから、この場を収めるためにCにしよう」という利己的な視座や目的から見て正しくない結論を取ることです。

もちろんみんな(一見)大人なので本音は表明せず、もっともらしい理論武装で話をしますが、本来の目的に照らして深く会話して質問を投げかけて行くと、そういうのは見えてきます。

このような組織、チーム、現場は結果として目的を達成できず、成長しきれない、衰退していきます。

強い組織は「Diff」に対して向き合っている

「強い組織とはどういうのだろう?」と考えた時に1つの要素として「Diffがあることを(恐れずにむしろ)歓迎し、そのDiffに向き合い、ぶつかりあいながら、目的に向かっていくことができる人達がいる、場がある」ことかと思います。

Diffを取ることで自分達が良くない状態であることが分かることもあります。その時にその事実と向き合うことができ、そこから目的に向かう一歩、二歩を進むことができるかが大事です。

DevLOVEというコミュニティがそういうDiffに向き合おうとしている人達の背中を押したり、何か一歩を踏み出すヒントを得られるような場になっていたりして、少しでも役立っているのであれば嬉しいことです。

そして自分自身、「現場コーチ」として様々な現場のDiffと向き合いながら、これからも「正しいものを正しくつくる」現場作りをやっていこうと改めて思いました。
最後は決意表明みたいになりましたが、これが私の【DevLOVE Advent Calendar 2015 「Diff」】のエントリです。

Photo credit: Walt Jabsco via Visual hunt / CC BY-NC-ND

DevLOVE関西

40回開催した2014年のDevLOVE関西

DevLOVE関西、2014年は40回開催できました。
#2013年の話は「35回開催した2013年のDevLOVE関西」をご覧ください

参加してくれた皆さん、話し手の皆さん、会場提供していただいた皆さん、そして裏方スタッフの皆さん、ありがとうございました!

2014年も色々やりました

開発現場に伝えたい10のこと」という電子書籍の話【「開発現場に伝えたい10のこと」それぞれの後日談】から始まり、【アーキテクチャについて知ってみる】まで、いずれもDevLOVE関西のコンセプトの1つである「現場を前進させる」を目標に色々なテーマでやっていきました。
また年に1回の大きめの企画も【DevLOVE甲子園2014 西日本大会】を実施することができました。

色々なテーマでやっていることもあったせいか、毎回初参加の方がいてくれたのが嬉しかったです。

やったことのリスト

※各イベントの詳細はこちらでご覧ください。

01/14 「開発現場に伝えたい10のこと」それぞれの後日談
01/25 ファシリテーショングラフィックで議論の見える化をしよう
01/26 UXデザインのためのユーザーの価値観分析ワークショップ 〜KA法を試してみよう〜
02/01 「SCRUM BOOT CAMP THE BOOK」片手にアジャイル開発を考えてみよう!
02/08 「Sencha Touch」でHTML5を使ったモバイル向けWebアプリケーションを作ってみませんか?
02/18 TrelloやBacklogを活用して仕事に追われないようにする方法
02/21 StartupWeekendTokyo × DevLOVE関西 〜開発の現場 meets Startup〜
02/25 顧客を理解する!インタビューの基本
03/15 ぐるぐるDDD/Scrum – ドメイン駆動設計。モデリングと実装のうずまきをまわしてみよう
03/17 再演「DevLOVE関西 ~Decision~」
03/25 レガシーコードと対峙する方法を考える
03/27 勉強会勉強会 〜君がッ 参加するまで 勉強会をやめないッ!〜
03/29 プログラマ35歳定年説勉強会
04/19 自動テストの誤解とアンチパターン
04/22 技術書の海から脱出しよう!エンジニアがおすすめ本を語り合う、ビブリオバトル in DevLOVE関西
04/24 Vagrant体験入門
05/17 泥臭い受託開発を語り合う(DevLOVE関西×DevLOVE仙台コラボ企画)
05/21 継続的デリバリー(Continuous Delivery)のお話を聞いてみよう
05/29 ユーザテストLive! 見学会 in KYOTO – 「あなたは”ユーザーテスト”を見たことありますか?」
05/31 組織に新しいアイデアを広める方法(パターン)を学んでみる
06/12 テスト自動化の様々な道具を使ってみた四方山話
06/27 WebDesign workshop of the programmer, by the programmer, for the programmer #4
07/08 リモートワークを実際にやってみてどう?
07/11 Selenium 2 WebDriverハンズオン
07/15 知っておいて損はない!エンタープライズiOSアプリ導入のいろは
08/09 進め、現場のチーム開発 〜チーム開発実践入門〜 (DevLOVE関西Ver)
08/23 DevLOVE甲子園2014 西日本大会
09/08 「エッセンシャル・スクラム」読書
09/27 ワークショップをうまくやってみる方法を学ぶ
10/03 運用現場の話を聞いてみる
10/17 それぞれのリモートワークの軌跡とこれから
10/20 NoSQLの1つ「MongoDB」を知ろう
10/30 5年目、10年目の自分戦略
11/01 「CakePHPで学ぶ継続的インテグレーション」ハンズオン
11/17 エンジニアとして、英語と向き合ってみよう!
11/25 観察からはじめる「仮説の立て方・想像の仕方」
11/28 エンジニア×営業
12/02 「APIデザインの極意」読書会#1
12/19 Dockerを現場に取り入れてみよう!
12/20 アーキテクチャについて知ってみる

こうやって眺めてみると本当にいろいろやっています。
もちろん回数が多ければ良いというわけではないので、参加してもらった方の現場が少しでも前進できる内容をこれからもやっていきたいです。
2015年も色々やっていきますので、よろしくお願いします!

2015年最初のDevLOVE関西は「事業会社の現場を知ろう~クックビズ編~」です。事業会社の開発現場をテーマにしたお話ですので、興味のある方はぜひお越しください。

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「DevLOVE現場甲子園2014 日本シリーズ編 〜東西開発現場の集結〜」に参加しました #devlove

DevLOVE現場甲子園_日本シリーズロゴ02

現場甲子園シリーズの最後となる「DevLOVE現場甲子園2014 日本シリーズ編 〜東西開発現場の集結〜」に参加してきました。

現場甲子園シリーズ

DevLOVE現場甲子園2014 東日本大会
DevLOVE甲子園2014 西日本大会
プレイバックDevLOVE現場甲子園

名言縛り

西日本組は朝のFbメッセでやり取りしながら「名言縛り」というのができていました(笑)。
名言縛り
その結果が以下です。

川畑 雄補(@ku_suke) 選手:「例外は、現場の外で発生する!」
山本 学(@yamamoto_manabu) 選手:「女性/男性問わず、子供/大人問わず、人の生活に触れ、対話することはとても良いものだ」
山口 陽平(@melleo1978) 選手:「ラジオ体操すると エンジニアの健康が守られ チームが活気付く」
染田 貴志(@tksmd) 選手:「リモートワークに悩んだらTOKIOの姿に学べ」
だいごろう(@wata_dai) 選手:「機械のためにだけでなく、人のためにコードを書け」
栗栖 義臣(@chris4403) 選手:「オオトリと言えば鳳啓助」

ランチ時間の野良LT

「DevLOVE関西の現場」というLTをしてきました。

「ブログを書いて 現場を変えるまでが DevLOVE関西」という名言(?)ぽいものも入れています。
特にこの2年間で72回やってきた中で自分が感じたことなどを話してみました。

感想

全12セッション、どれも「へぇ〜」と思うことが多く、どの話し手も最初の話からUpdateしていたのは流石と思いました。

特に印象の残ったのは「社内スタートアップによる組織の成長に伴い発生する痛みとその解決策について(Rebuild)」と再演賞を獲得した「現場のコード意識を変えるために導入したリーダブルコードとガウディの思想」でした。

前者は私自身も現場コーチとして経験していることだったので、自分のカードを増やすという意味で学びがありました。またあれだけ一次ソース当たっている行動力も参考になりました。
後者はコードを書くということへの考え方の大事さを改めて感じることができました。

また数年ぶりに元同僚と会ったり、関西からも普通に来てくれた仲間がいたり、現場コーチをしている現場の方が来てくれたりと色々嬉しいことがありました。

「ええやん」と思ったらやっていこう

 この記事はDevLOVE Advent Calendar 2014 「越境」の12月4日分の記事です。
 昨日のエントリーの書き手である@s_kicさんからのバトンを受けて書かせてもらいます。
#このアドベントカレンダーはなぜか年明け以降も続いていきそうです。「越境」や「DevLOVE」に興味がある方はぜひお気軽に申し込みください。

自己紹介

 2014年4月よりギルドワークスという会社を仲間と共に立ち上げて、スクラムやチームビルディングやファシリテーションを武器に様々なクライアント様の現場で現場コーチをやっています。

 コミュニティではDevLOVE関西をやっています。

 去年(2013年)のDevLOVE Advent Calendar 2013 「現場」では「いろいろな現場に深く関わっていく」を書いたので、良ければそちらもお読み下さい。

「越境」ってなんだろう?

 今まで自分自身で「越境しよう」とか「越境したな」と意識したことはほとんどありません。エントリのタイトルにもあるように【「ええやん」と思ったらやっていこう】という考えで、自分と自分に何らかの期待をしてくれる人達にとって「これが良い」と思うことをやっていたら、今に至っている感じです。

 改めて「越境」について考えてみるとデブサミ関西2014でお話したスライドに言いたいことはほぼ書いていました。

最近思うこと

 たまに「(yohhatuは)機会に恵まれていいよね」「自分はそんなチャンスはないし…」と聞くこともあります。
 自分はこう考えています。

1人の人間が一生で出会う機会はそれほど大差はない。
その一生という河に流れて来るいくつもの機会という実を、拾いに行くかどうか。
不安定な岩場を飛び移らないといけなかったり、河の水は冷たいかもしれない。
でも少しだけ勇気を持ってやってみれば意外と大したことがなかったりする。

その手に入れた機会という実を一口かじって捨ててしまうか、食べきって自分の経験にするか。
一口だけだと美味しくないかもしれない。けれど最後まで食べると思ってもみなかった果実(=すごい学び)が詰まっているかもしれない。

 この「機会を手に入れることができるか」「手に入れた機会からどれだけの学びを得れるか」が越境につながると思っています。

 「ちょっと怖いから」「今はまだその時期じゃない。もうちょっと後で」とかやらない理由などいくらでも出てきます。
 そういう言葉を聞く度に「それっていつなん?」って思います。人生はその「いつか」を待っているほど長くありません。
#この言葉は尊敬する人に言われたものです。

 何も考えずに飛び込もうというわけではありません。
 その考える力を「できない理由」を考えるのに使うのではなく、「どうやったらやれるか?」「もっとうまくやれる方法はないか?」と前に進むために使えば良いわけです。

最近思うこと(その2)

 もう1つ、特にギルドワークスを作ってから強く思うことです。

「越境」は自分の足でする必要がある。
誰かが決めた自分の意思が介在しないで境界を越えるのは「越境」ではないと思う。
自分で考え、決断して、境界を自分の足で越えていくことが「越境」だと。
自分の足で越えていくから、ちょっとした勇気と覚悟もできて「自分事」になってくる。

 この自分の足で歩いて行く時に1人である必要はありません。
 相談したり、背中を押してもらったり、時には言い合いができる「背中を預ける仲間」の存在も、越境する大きな力になります。

最後に

 これからも「ええやん」と思ったらやっていこうという気持ちで自分でハンドルを握って進んでいきます。
 最後は決意表明みたいになりましたが、これが私の【DevLOVE Advent Calendar 2014 「越境」】のエントリです。
 

次の方へ

 @hnishimさんです。どのような越境のお話が聞けるのか楽しみです。

「開発現場に伝えたい10のこと」を出版しました

2013年の出来事の1つとしてDevLOVE関西【開発現場に伝えたい10のこと】という電子書籍を出版し、私もその1章を書かせてもらいました。

どんな内容?

所属する組織や立場が異なる10人それぞれの経験を書き記した10本の話が詰まった内容になっています。

目次はこんな感じです(サイトより抜粋)。

出撃の前に
第1章 チームをビルドする (栗栖 義臣(id:chris4403))
第2章 アジャイルな乙女ゲーム開発のおはなし (粕谷 大輔(@daiksy))
第3章 道具に関するよしなしごと (いろふ(@irof))
第4章 大きな会社の小さなマネジメント (川畑 雄補(@ku_suke))
第5章 インセプションデッキによる期待マネジメント (市谷 聡啓(@papanda))
第6章 「どうすれば価値を生み出すか」を知るためにヌーラボで行っていること (染田 貴志(@tksmd))
第7章 ゲーム業界と私 (田口 昌宏(@masahirotaguchi))
第8章 最初に行う3つのプラクティスと継続していくコツ (中村 洋(@yohhatu))
第9章 エクストリーム開発者満足&エクストリーム顧客満足のアジャイル開発~アジャイル開発から考える、究極の「生産力」~ (株式会社アジャイルウェア 代表取締役CEO 川端光義 (@agilekawabata))
第10章 ふつうの受託開発 (川島 義隆)

「DevLOVE関西~Decision~」でもお話してくれた染田(@tksmd)さん、川畑(@ku_suke)さん、他にもirofさんなどDevLOVE関西にゆかりのある10人の皆さんです。

達人出版会さんから1コインでお買い求めできますので、お年玉の使い道にしてもらえれば幸いです。

2014年最初のDevLOVE関西

そして2014年最初のDevLOVE関西では、これをテーマにした【「開発現場に伝えたい10のこと」それぞれの後日談】を行います。
書き手の皆さんがあの話の後日談や書ききれなかった裏話など少しずつですが話す予定です。
#場所の関係もあり全員集まるというわけでには行きませんでしたが。

以下にこの本にある「はじめに」を抜粋しておきますので、よろしければお越しください。

人ひとりが経験できることには限界があります。かつてのパイロットたちも、自分ひとりでは不足してしまう経験をハンガーフライトで補ったはずです。他のパイロットの語りを聴くことで、自分の経験を拡張したわけです。

これは、私たちの生業であるソフトウェア開発でもあてはめることができるのではないでしょうか。デベロッパーひとりが経験できる開発には限界があります。現場第一線での開発を仮に30年近く続けたとしても、ひとりが投入できる時間はせいぜい300ヶ月です。人月でいえば、300人月のプロジェクトです。これは、規模としてはかなりのサイズですね。

しかし、300人月のプロジェクト1つだけを仕上げて、自身のデベロッパー人生を終えている場合ではないのです。実際には、来月から50人月、100人月程度のプロジェクトに挑む方もいらっしゃるでしょう。そう、私たちの開発現場は、それまで自分が経験したこともないような規模や知識領域、技術に挑まなければならない状況を迎えているのです。空とビットで世界は違えど、先人のパイロットたちの知恵を借りない手はありません。私たちも、現場や職場、コミュニティでハンガーフライトしましょう。

いま、皆さんの目の前にあるものは、文字になったハンガーフライトです。ここには、10人のデベロッパーたちの、さまざまな経験が詰まっています。それぞれの語り口調で、経験したことを語ってくれます。

さあ、現場に行く前に、彼らの語りに耳を傾けてみてください。あなたが、あすの現場で飛び回るためのヒントがここに、きっとあります。

(「はじめに」より)

DevLOVE関西

35回開催した2013年のDevLOVE関西

DevLOVE関西、2013年は実に35回やりました。

各セッションで発表してくれた、そしてスタッフとして手伝ってくれた、そしてもちろん参加していただいた皆さん、ありがとうございました!

2013年色々やりました

自分の学習パターンを知る】や【原点回帰」しつつ「3年後の自分戦略」を考える】といったキャリア的なもの、【開発スターターキット】や【みんなに役立つ「テスト」を学んでみよう!】といったエンジニアリング的なもの、また【自律的なチームを育てるファシリテーションを学ぼう!】といったチームビルディング的なものもありました。
いずれもDevLOVE関西のコンセプトの1つである「現場を前進させる」を目標に色々なテーマでやっていきました。

色々なテーマでやっていることもあってか、毎回初参加の方がいてくれたのも嬉しかったです。
また、秋くらいからは「上司・同僚を誘ってきました」と言われる方もいてこれまた嬉しかったです。

やったことのリスト

02/09(土) 勉強会勉強会
02/26(火) SQLアンチパターン・レトロスペクティブ関西
03/06(水) 自分の学習パターンを知る
04/04(木) 関西人の自分戦略
05/11(土) SQLアンチパターン・レトロスペクティブ関西・リターン
05/16(木) WebDesign workshop of the programmer, by the programmer, for the programmer
05/18(土) アジャイルサムライDevLOVE道場 -ロールプレイング・インセプションデッキ-
05/20(月) 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 実践勉強会
06/10(月) わかりやすいアジャイル開発の教科書ワークショップ#1
06/22(土) セルフ・タスクマネジメント
06/29(土) 【「カンバンゲーム」と「宝探しアジャイルゲーム」】ワークショップ
07/07(日) 開発スターターキット
07/18(木) 今日から始める自動化~自動化入門講座~
07/20(土) テスト駆動開発による組み込みプログラミングのつどい@関西
07/30(火) WebDesign workshop of the programmer, by the programmer, for the programmer #2
08/23(金) 『統計学が最強の学問である』読書会 #1
08/24(土) 共感で駆動するプロダクト開発の始め方ワークショップ(β版) -ロールプレイング・インセプションデッキ-
08/29(木) 関西Excel方眼紙勉強会
08/30(金) Java EE 7 & GlassFish について語ろう
08/31(土) はじめてのGit ~たぶん関西でいちばんゆるいGit入門
09/07(土) デザイン思考ワークショップ
09/12(木) 「原点回帰」しつつ「3年後の自分戦略」を考える
09/28(土) キャンバス100本ノック
10/04(金) 『統計学が最強の学問である』読書会 #2
10/12(土) デプロイメントパイプラインの作り方を考えよう! ~CI環境をもっと “あたりまえ” に~
10/17(木) みんなに役立つ「テスト」を学んでみよう!
10/25(金) 「Lean Diagram」に学ぶProblem/Solution Fit(POStudy大阪出張編)
11/01(金) 「アジャイルな見積もり」を語ってみませんか?
11/11(月) 自律的なチームを育てるファシリテーションを学ぼう!
11/15(金) 「納品のない受託開発」を語る会
11/16(土) DevLOVE関西 ~Decision~
11/18(月) 共感で駆動するプロダクト開発の始め方と進め方
11/30(土) WebDesign workshop of the programmer, by the programmer, for the programmer #3
12/07(土) エンジニアのためのリーンスタートアップ
12/19(木) Dev(ice)LOVE デバイス祭り

こうやって眺めてみると本当にいろいろやっています。

もちろん回数が多ければ良いというわけではないので、参加してもらった方の現場が少しでも前進できるようなクオリティを意識してやっていきたいものです。

2014年も色々やっていきますので、よろしくお願いします!

2014年最初のDevLOVE関西は「開発現場に伝えたい10のこと」それぞれの後日談です。
10人それぞれの開発現場のエピソードが記された電子書籍をテーマにしたお話ですので、興味のある方はぜひお越しください。

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2013年12月のDevLOVE関西でやったこと

 2013年12月に開催したDevLOVE関西です。
 年末ということもあって2回でした。

エンジニアのためのリーンスタートアップ

 普段からこの分野でお仕事をされている和波さんのお話は刺さるモノがありました。
 ミニワークショップでの「やること1分ピッチ」では、慣れていない方もそうでない方も色々考えていることを話していました。

Dev(ice)LOVE デバイス祭り

 東京の中村 薫(@kaorun55)さんから「この日、大阪行くんだけど何かできない?」という一言から開催されました。

 募集前は、キネクトやセンサー周りの人があまりDevLOVE関西にはいないと思っていたので「あまり参加者は多くないかな」と思っていたら、募集開始半日でいったん満席になり、会場を替えて増席してもキャンセル待ちが出る状態でした。

 本編でも実際にさわってモーションを体験できたりして、ちょっとしたアトラクションみたいになっていました。

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2013年11月のDevLOVE関西でやったこと

 2013年11月に開催したDevLOVE関西です。

「アジャイルな見積もり」を語ってみませんか?

 参加者の方が後日社内でもやってみたとのエントリがありました。こういうのがあると「やって良かった」と本当に思います。

自律的なチームを育てるファシリテーションを学ぼう!

 チェックインから始まって、徐々に場を作っていき、ワークショップ(体験学習)でその場やそれぞれの役割を実感するという流れでした。
 またそこで感じたことを参加者それぞれがしっかり話し合う時間も持てました(さすがの時間配分と構成でした)。

 実際にこのような場を会社、チームなど現場でどのように作れるのか?作っていくのか?が「(簡単ではない)次のステップ」ですが、そのヒントは随所にあったように思いました。

「納品のない受託開発」を語る会

 セッションは早々に終わって、(ピザ、ビールが入ってからの)後半の質疑応答が本番という感じで、倉貫さんに様々な角度、視点からの質問が出ていました。
 その質問に軸がぶれずに回答している倉貫さんがいました。

 「納品のない受託開発」は私自身も広まって欲しいし、(希望だけでなく)広めたい形の1つだと思っていますので、興味ある方はぜひお気軽に声をかけてみてはいかがでしょうか?

DevLOVE関西 ~Decision~

 8セッション(キーノートとダイアログを含めると10セッション)のDevLOVE関西としては年1回の大きめイベントで、100人以上の方が参加してくれました。

 多くの方が書いてくれたエントリ、まとめなどはイベントページにまとめています。

#このブログ内のエントリはこちら
DevLOVE関西~Decision~を開催しました! | サウスポーなエンジニアの独り言
「DevLOVE関西~Decision~」を手伝ってくれたスタッフの皆さんへ | サウスポーなエンジニアの独り言

共感で駆動するプロダクト開発の始め方と進め方

 私達がやろうとしている「共感を持ちながらプロジェクトを駆動していくやり方」の核となるインセプションデッキの話を @papandaさんに話してもらい、私はタスクボードのお話をしました。

 どちらの内容もワークショップを含めて2、3時間で構成することが多いものですので、時間の都合上「こんなものだよ」というお話がメインでした。
 また機会があればこの会に参加した方向けにワークショップをやってみたいと思っています。

WebDesign workshop of the programmer, by the programmer, for the programmer #3

 デブサミ関西2013の再演から始まり、「アポを忘れないようにするためのサービスを考える」をテーマにしたワークショップをやっていきました。
 普段からこういうことをやり慣れているんだろうなぁという進行の流れや設計はスタッフとして見ていてさすがと思いました。

 6つある各グループを(サポートしながら)覗いていたのですが、それぞれ課題の定義もまた目指す方向も違っていて、(ほぼ初対面ながら)うまくチームができている所もあったりして興味深かったです。
#エンジニアリングが全面に出ているテーマの時とはまた参加してくれる方が違っていたのも印象的でした。

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いろいろな現場に深く関わっていく

 この記事はDevLOVE Advent Calendar 2013 「現場」の22日目です。
#大詰めを迎える12月後半などはまだ空いていますので、「現場」や「DevLOVE」に興味がある方はぜひお気軽に申し込みください。

自己紹介

 「お客様もチームもハッピーにするには?」を日々考えて、スクラムマスターとしてチームビルディング、ファシリテーションなど色々やっている大阪在住の認定スクラムマスター(CSM)です。
 コミュニティではDevLOVE関西スクラム道関西を立ち上げて、主催しています。
#SNSはTwitterFacebookなど。

 去年(2012年)のDevLOVE Advent Calendar「自分にとってのProfessional」では「【25日目】Professionalと思う3つの振る舞い」というのを書いているので、良ければそちらもお読み下さい。

私にとっての「現場」とは?

 これまでも書き手それぞれの「現場」の定義や考え方、関わり方が書かれていました。私は「プロジェクトの成功のために、できることを全力で出している場所」がその人にとっての「現場」だと感じています。

 開発プロジェクトにおいて、コードを書くPCの前がプログラマにとっての現場でしょう。
 お客様と時には厳しい交渉をする営業にとってはお客様との打合せの場などが現場になるでしょう。
 プロジェクトを俯瞰してうまく行くことに責任を負っているプロジェクトマネージャにとってはも色々なシーンが現場となりえます。

少し前まで悩んでいました

 私の考えはそういうものだと書いたものの、少し前まで「自分には現場感がないなぁ」と引け目のようなものを感じて悩んでいました。

 スクラムマスターやチームビルディングがメインの私にとってチームが開発に集中したり、お客様へ届ける価値を大きくすることができる環境を作ることが大きな役割の1つです。しかし、「コードを紡いでプロダクトを作り上げるわけではないし・・・自分は本当に貢献できているんだろうか?」と思うこともありました。

 そんな時にある人が「プロダクションコードを書く場所だけが現場ではない。ユーザーに価値を届けようと一生懸命やっていれば、そこがその人にとっての現場でチームに貢献していることになる」というようなことを言ってくれて楽になったのを覚えています。
#呑みながらだったので、ニュアンスですが・・・。

他の現場をもっと深く知りたく、関わりたくなった

 さてここからが本題です。
 DevLOVE関西をやっていて、特に2013年になって強く思うようになったことがあります。
 それは「他の現場にもっと深く関わりたい」という想い、欲求です。

 大阪を中心にやっている「DevLOVE関西」はこれまで37回開催し、DoorKeeperでの登録者数は610人を越えています(ありがたいことです)。
 そのコンセプト(「開発の楽しさを発見しよう。広げよう」と「開発の現場を前進させよう」)はぶれているつもりはありませんが、テーマはエンジニアリングからデザイン、アイデアの出し方、自分戦略と多岐にわたるため、本当に色々な方が参加しています。
#毎回「初めまして」な方がいるのもDevLOVE関西の特徴です。

 前で話している人、ダイアログや懇親会で繰り広げられる皆さんの話、1つ1つが私にとって興味深い現場の話で「もっと知りたい」という感情を掻き立てられます。
 一見「あるある話」に思えるその内容も、ベースとなる環境、原因と真因、そこに渦巻いている感情やこれまでの経緯など、どれ1つとして同じものはありません。当然、そういう現場の課題に対するアプローチや解決方法も違ってきます。
#そもそも正解があるなんて限りません。

 DevLOVE関西では色々な現場の話を知ることはできます(=”広さ”)が、現場に依存する深い部分を知る(=”深さ”)のはその限られた場、時間だけでは難しいと感じていました。と同時に「そういう色々な現場に深く関わってそこの人達と一緒になって解決したい、お手伝いがしたい」という想いが強くなってきました。

2014年はもっといろいろな現場に深く関わっていく

 そこで2014年は、もっといろいろな現場を深く関わっていくように仕事のやり方を変えていきます。
#実際は今もゴソゴソやっていますが。

 たまたまDevLOVE関西で出会った方をきっかけにして、現場の雰囲気やチームメンバー、上司やステークホルダーの声を聞いて、一緒にその課題の解決や目標に向かって「現場を前進させる」ことの力になりたいと思っています。

 「あぁ、@yohhatuに相談したら、何かヒントになるかも」と思った方、お気軽にお声掛けください。

 最後は決意表明というか、2014年の挨拶みたいになりましたが、これが私の【DevLOVE Advent Calendar 2013 「現場」】のエントリです。
 

次の方へ

 @shokutoさんです。関西の方で、デザイナーとのことで、どんな「現場」のお話が聞けるのか楽しみにしています!

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「DevLOVE関西~Decision~」を手伝ってくれたスタッフの皆さんへ

 このエントリはDevLOVE関西~Decision~をお手伝いしてくれたスタッフへ向けてのものです。

 誰1人が抜けても「DevLOVE関西~Decision~は」できなかったと思います。
#4月後半に「今年もやりましょうか」と話題にあがったので、そこから約半年かけての企画でした。

Akiさん(@spring_aki)
 なんだかんだ言いつつ公私にわたって色々付き合ってくれています。
 この日も受付から始まり、カメラマン、またお金の計算など幅広いフォローありがとうございました。

吉池さん(@yoshiumi2010)
 Aルームの司会などいつものように安定した司会業、さすがだと思いました。
 また懇親会もお店の手配から何からなにまで一手に引き受けてすごく助かりました。

川辺さん(@kawakawa)
 小さいお子様がいる中で、Bルーム、懇親会LTの司会、ありがとうございました。
 「なんでそこまで手伝ってくれるんですか?」と聞いたら「だって、こんな面白い場に関われることってそうそうないじゃないですか」と即答してくれたことが嬉しかったです。

@picopico_39さん
 元社内読書会メンバーの@picopico_39さんに久しぶりにお会いしましたが、受付や細かな事務周りの仕事ぶりは相変わらず素敵だなぁと思いました。

@negokazさん
 これまた元社内読書会メンバーの@negokazさん。会場提供のための色々な事務手続きなど本当に助かりました。

市谷さん(@papanda)
 最後のダイアログを見て、やっぱりDevLOVE関西のダイアログは市谷さんだなぁとあらためて思いました。

 ここにはお名前をあげることができませんでしたが、会場設営など諸々お手伝いしていただいた皆様、ありがとうございました!

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2013年10月のDevLOVE関西でやったこと

 2013年10月に開催したDevLOVE関西です。

『統計学が最強の学問である』読書会 #2

 DevLOVE関西はほとんどスタッフなどで参加していますが、これは@Posauneさんが中心になって進めてくれているものです。

 「読書会」には黙々と本を読んでいくスタイル、読んで来ていることを前提にディスカッションをメインにするスタイルなど色々あります。
 これは「読んで来ていることを前提にディスカッションをメインにする」スタイルで、その日の範囲を読んでくればディスカッションは十分できますので、第3回以降に参加してみてはいかがでしょうか?

デプロイメントパイプラインの作り方を考えよう! ~CI環境をもっと “あたりまえ” に~

 継続的インテグレーション(CI)の基本となるのデプロイメントパイプラインの概念と実践です。
 しかしながら、これを現場でやるのは試行錯誤の連続だと思います。そもそも今動いているシステムにこの概念を導入するのはとても大変だと思います。

 そのデプロイメントパイプラインの概念を分かりやすくお話してもらい、そこから参加者それぞれの現場を思い描きながら「今どうなっていて、どうなって欲しいか?そのためにどこから手を付ければいいか?」というのを描き出していきました。

 少人数でしたが、それ故にそれぞれの個別のアドバイスや経験談が飛び交っていてなかなか濃い話になっていました。

みんなに役立つ「テスト」を学んでみよう!

#DevLOVE関西のFacebookページに書いている内容をご覧下さい。

「Lean Diagram」に学ぶProblem/Solution Fit(POStudy大阪出張編)

 東京を中心に活動されているコミュニティ「POStudy 〜プロダクトオーナーシップ勉強会〜」の主催者でもあり、かつての同僚でもある関さん(@fullvirtue)にやってもらいました。

 分かりやすい説明の後にグループで、実際にLean Diagramを書いていました。
 実際に書いてみると分かるのですが、頭では分かっているつもりでも、いざ書いて埋めてみて、さらに全体的に俯瞰してみると不自然な流れが見つかったり、流れ自体が切れてしまっている箇所がハッキリと分かったりして面白かったです。

#以前、XP祭り東京で関さんのワークショップを初めて受けたのですが、随所に仕掛けがあって、私自身の参考に大きくなったのを覚えています。

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DevLOVE関西~Decision~を開催しました!

 DevLOVE関西~Decision~を開催しました。
#お話してくれたスピーカーの皆さん、参加してくれた皆さん、会場提供してくれたTISさん、DevLOVE関西のスタッフの皆さん、ありがとうございました!

 各セッションのスライドやエントリの内容はイベントページにリンクを貼っていますので、そちらをご覧ください。
 このエントリでは主催者としてなぜこの人に話してもらおうと思ったのか?というのを書いてみようと思います。

8つのセッションと9人のスピーカー

理想の就労環境とは何か 〜ある開発会社がブラックの真逆を徹底した先に見たモノ〜(大石 裕一:@oishi)
 大石さんとは1度しかお会いしておらず、その1度も「このブログ面白いなぁ。大阪の会社?お話してみたいから、一度お食事に誘ってみよう」というものでした。
 それにも関わらず、快く引き受けてくださいました(これは他のスピーカーの方も同じですが)。

 色々考え、決断された末に今の組織の形に辿り着いたと感じたので、ぜひお話してもらいたいと思っていました。

現場より、真実に向かう意志(椎葉 光行:@bufferings)
 DevLOVE関西で会場を貸してもらったり、時には呑んだりしている間柄の椎葉さんですが、特に呑んでいる時にとても良い話をしてくれます。その良い話は信頼関係 開発チーム編などに書いています。

 1人のエンジニアとして現場で事実に向き合っている様がまさにタイトルそのもので嬉しかったです。

プログラマから経営者へ変わる決断と、プログラマを一生の仕事にする決断(倉貫 義人:@kuranuki・伊藤 淳一:@jnchito)
 最初は倉貫さんにお話してもらおうと思っていたら、ひょんなことから倉貫さん、伊藤さんの2人がそれぞれ選んだ決断を対談形式でお話することになっていました。

 伊藤さんには1年前のDevLOVE関西~Derive~でもお話してもらっています。

技術マネージャになってわかったこと〜技術とお金と評価〜(川畑 雄補:@ku_suke)
 デブサミ関西2013の実行委員会でも一緒だった川畑さんです。
 はるかに年下ですが、色々経験されていて、その視野の広さはすごく、ぜひその時々の決断を話してもらいたいと思ってぜひお声掛けしました。
 期待していた通り、換金性という普通のエンジニアではあまり思い至らないポイントで話をしてくれました。

キャラ立ちしたエンジニアになる!(新原 雅司:@shin1x1)
 当時ほとんど面識のなかった2012年12月頃に、コミュニティでも色々活躍されているのを見て「コミュニティについてお話しませんか?」とお誘いしてカフェで数時間お話したのがきっかけです。
 その後、DevLOVE関西「関西人の自分戦略」で興味深いお話を聞いて、今回もお話して欲しいと思いました。
#もう新原さんとあの「拍手ネタ」でお酒が呑めないかと思うと残念です。

SIerの中で技術を大切にする生き方とその秘訣(熊谷 宏樹)
 私の中で、他の皆さんに聞いて欲しい人を誰か1人選ぶとすれば、熊谷さんでした。
 前職のSIer時代の師匠で、この人がいなかったら今の自分の振る舞いの多くはなかったと思うほど、エンジニア人生に大きな影響を与えてくれた1人です。
 25年近く1つの大きな組織にいながらも、エンジニアとして活躍しているその色々な決断を(いつも通り)軽妙なリズムでお話してもらえました。

大企業、未踏ソフトウェア、起業 様々な働き方から学んだ「モノ作り」のエッセンス(染田 貴志:@tksmd)
 RedmineやBacklogなどITSつながりで出会い、時には呑みながら色々議論してきました。
 チームの話や親子チケットをどう扱うか?など本当に多岐にわたってお話して、特にキャリアの話が生々しく、魅力的だったので、お願いしました。

アジャイルに生きる:フリーランスのデベロッパーとしての生き方(江川 崇:@t_egg)
 DevLOVE四国で初めて江川さんにお会いし、お話を聞きました。
 そのエンジニアとしての生き方や仕事への接し方が面白く、いつかDevLOVE関西で話して欲しいと思っていました。
#これより先にデブサミ関西2013でお話ししてもらったのですが。

最後に

 多くの方がお話されていましたが、どの決断が正解というのはないと思います。
 でもその時々で「これだ!」と思う決断をされてきたお話は私自身はどれも面白かったですし、聞き応えのあるものでした。
 そして、終わった時に心地良い疲れと共に「やっぱりこの8人にお願いして良かった」と感じました。

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Professionalと思う3つの振る舞い

DevLOVE Advent Calendar 2012 “Professional”に投稿しました。

「自分にとってのProfessional」とは?

私が考えているProfessionalの定義は以下の3つをやっている、もしくは、やろうとしている人です。
それは「Whyを考え続ける」「厳しいことを言える」「ベストを尽くす」です。

続きはDevLOVE Advent Calendar 2012 “Professional”のエントリでお読みください。

私以外にも多くの方が「自分にとってのProfessional」というテーマで書いています(し、これからも書いてくれるでしょう)。
何が正解・・・というのはありませんが、それぞれの考え方にふれることで何か新しい発見があるかもしれません。

※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

Photo via Visual Hunt