人によって違う「ゆっくり」


お客様や同僚から言われる「この仕様をドキュメントにまとめてもらえますか?急いでいないので、”ゆっくり”で良いですよ」という言葉。
よくある会話ですが、この「ゆっくり」の捉え方によっては、ちょっと痛い目を見るかも知れません。

「ゆっくり」の違い

「ゆっくり」が具体的な時間、日にちでどれくらいなのかはその人、背景や依頼内容といった状況によって違ってきます。

その中で、依頼を受けた側は「ゆっくり」を”4日間”と思い込み、依頼を出した側は”今日中じゃなくても良いけど、明日くらい(2日間)”と考えていたとします。

この場合、2日後に依頼者は「ゆっくりとは言ったものの、ちょっと遅いなぁ」と気になり始めます。ゆっくりと依頼したため、「まだですか?」と催促しづらく、ひとりイライラすることもあるでしょう。

一方、依頼された側は、3日後に依頼を終えて返事をしたとします。その時、少しイライラして不満顔の依頼者を見て「あれ?ゆっくりで良かったんだよね?」とモヤモヤとした気分になります。
#また逆に、「あれ、そんなに早くなくて良かったのに…」と言われ、別の意味でモヤモヤすることもあるでしょう。

絶対的な物差しにする

人や状況によって違う「ゆっくり」という相対的な物差しを、「○日の△時」という絶対的な物差しにすれば良いだけです。

文字にすると単純なことですが、話の流れ、場の雰囲気によっては、何となく流してしまったり、聞くことができず、そのままになりがちです。それを放置していると、冒頭のようなすれ違いが起きてしまいます。

絶対的な物差しにする際、「いつまでですか!?」と反射的に尋ねるのではなく「○日までに返事しますが、問題無いですか?」と自分なりの見解を伝える工夫をします。
こうすると依頼した相手も「ちゃんと考えてくれている」と信頼し、安心することができます。

ちょっとした(心遣いまではいかない)工夫で、少しでも円滑に回れば嬉しいものです。

※この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

Photo credit: malias via Visual hunt / CC BY

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