サウスポーなエンジニアの独り言

サウスポーなエンジニアが日々感じた、気づいた、学んだことを徒然と書いています。

旧館より 書籍

How to Change the World 〜チェンジ・マネジメント3.0〜

投稿日:2012年8月1日 更新日:


 「How to Change the World 〜チェンジ・マネジメント3.0〜」を読み終えました。

 以下、自分用のメモ書きですが、感想などを。

クイック・ウィンは、フィードバックを増幅し、その結果、生み出されたものを集約し、さらに多くのポジティブな変化を生み出すのに役立つ。
頻繁なフィードバックは大事で、そのスピードに対応できるだけのチームや組織の実力なんかも必要だと思いました。

ADKAR モデル
5番目に「補強(Reinforcement)」ってのを定義しているのが興味深かったです。
実際に変化を起こす際には重要な要因だと思います。

彼らはそれが自分自身の心地よさにつながると考える時にも行動を変える!
この辺のイメージをうまく伝えて、自分も含めたチームが自分達の中にその「心地よさ」を持つことができるか?というのが大事だと思いました。

変化の結果を恐れるため、変化は望ましくないと考えている。
変化した後もその人が重要と考えることを(それまでと同じ形でないにせよ)提供できる・・・ことを保証できれば、強力な味方になることもあると思います。
それを提供できるか?というのは簡単なことではないかもしれませんが。

「ありがとう」の言葉だけで、人々のよい行動を認知をし、やり続けさせるに十分なこともよくある。
こればっかりでも困るけど、これがあるだけで、頑張れる、アクションを起こす動機にはなりうると思います、少なくとも自分は。

組織で変化を促そうとするなら、いくつかの異なるメッセージとやり方を使い分けて、異なる人々に対処していくことになるだろう。
まさにそうだと実感しています。これを十把一からげにしてやろうとするから、結局何にも変化しないものになってしまいます(で、リソースだけが消費される・・・というパターンで)

よい仕事をするための正しい下地を作ること
良い表現。
自分の想いだけが先走り過ぎて、結局アウトプットや変化に至っていないのも多いので注意しないと。

物事がうまくいっているように見えるときは、自己満足に陥っているだけだったり、終わったと 勘違いしているのかもしれない
これは自戒を込めておかないと落ち込んでしまうと思いました。
チームのふりかえりと一緒で「自分自身のふりかえり」を客観的、定量的にできるようにする・・・などの工夫がいるかなぁと。

人の振る舞いを変えるためには、彼ら自身を変えるかわりに、環境を変えることを考えて欲しい。
自らの意志がないと変わらないよってことで。
変えることはできなくても、変わることのお手伝いはできるかもしれませんが。
で、それがここで言っている「環境を変える」ことと理解しました。

よい結果に対する褒賞はよい振る舞いに対する褒賞とは異なることを覚えておこう。
これは結果だけを見るのではなく、そのプロセスを見るってのも大事ということと理解しました。

最初は入り込むのがちょっとしんどい印象があったけど、すぐにグイグイ引き込まれていきました。
おそらく翻訳者がよく知っている方々なので、安心感があったというのも関係していると思います。

※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

-旧館より, 書籍

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

初めて勉強会で発表する人に伝えたいこと

同僚がチームが直面した課題、その課題へ工夫したことを事例紹介として、勉強会で発表することになりました。 この同僚は社外の勉強会では初めて発表するというこもあってか「ほとんどの聴き手が『そんなん知ってる …

「名前」で呼んでいますか?

仕事、プライベートを問わず人をどのように呼んでいますか? TPOによりますが大きく分けると2つに分かれます。 1:「鈴木さん」「佐藤君」「田中ちゃん」(笑)と固有の名前で呼ぶ人。 2:「君(きみ)」「 …

仕様を縦断する視点、横断する視点

外部設計や内部設計なんかの色々なレビューをしているうちにふと思ったことです。 レビューやインスペクションは画面単位(もしくは単機能を構成する複数画面)で行うことが多くなります。 そこではある要求仕様が …

インプットとアウトプットのバランス

仕事ではインプットに対してどのようなアウトプット(成果物)を出すかが大事です。 一握りの創造性豊かな人以外にとって、そのアウトプットの元ネタとなるインプットが存在していることが大半です。 インプットは …

「お医者さん」だって全部の病気を知らないでしょ?

仕事、プライベート問わず「パソコンの事」を質問されると結構困ります。 自分の知っている/使っているアプリケーション、OSに関する質問であれば、それなりに答えられます。 もし、答えが分からなくても、(経 …

ギルドワークスの現場コーチ。
「正しいものを正しくつくる現場を増やす」ことを目指している現場コーチ。認定スクラムマスター(CSM)。
様々な規模のSIerでのシステム開発を経て今に至る。
DevLOVE関西を主催。