サウスポーなエンジニアの独り言

サウスポーなエンジニアが日々感じた、気づいた、学んだことを徒然と書いています。

DevLOVE コミュニティ

強い現場はDiffに対して向き合っている

投稿日:


この記事は DevLOVE Advent Calendar 2015「diff」の12月23日分の記事です。

昨日のエントリー「今年衝撃的だった3つのdiff」の書き手であるshidaさんからのバトンを受けて書かせてもらいます。

自己紹介

2014年4月よりギルドワークスという会社を仲間と共に立ち上げて、スクラムやチームビルディングやファシリテーションを武器に様々なクライアント様の現場で現場コーチをやっています。

コミュニティではDevLOVE関西をやっています。

これまでのDevLOVE Advent Calendarでは2013年「現場」というテーマで「いろいろな現場に深く関わっていく」を、2014年 「越境」というテーマで「「ええやん」と思ったらやっていこう」を、それぞれ書いていますので、良ければそちらもお読み下さい。

現場コーチの現場で見かける「Diff」

現場コーチの現場では、色々なDiffを見かけます。
2つのプロジェクトにおける開発チームでのDiff。コードの書き方や設計思想から始まり、デプロイのどこをどういう風に自動化しているか?といった技術面。また会議体などコミュニケーション面でもDiffはあります。
企画チームにおけるDiffもまた同じようにあり、プロダクトのあるべき姿の話などなど。
そして開発と企画、現場と経営など役割が違うところにもDiffはもちろんあります。

そういう「Diff」に現場が直面した時に「AとBでは◯◯という違い(=Diff)があるけどどっちにする?」「AとBのどっちもどっちだし、お互いの妥協したところのC案で…」といった話になることがあります。

この時に(現場コーチから見て)やってはいけないこと、なってはいけない状況は「Aの意見を言った人は、ちょっと気に食わないBにしよう」「とりあえずAとB、それぞれの顔を立てないといけないから、この場を収めるためにCにしよう」という利己的な視座や目的から見て正しくない結論を取ることです。

もちろんみんな(一見)大人なので本音は表明せず、もっともらしい理論武装で話をしますが、本来の目的に照らして深く会話して質問を投げかけて行くと、そういうのは見えてきます。

このような組織、チーム、現場は結果として目的を達成できず、成長しきれない、衰退していきます。

強い組織は「Diff」に対して向き合っている

「強い組織とはどういうのだろう?」と考えた時に1つの要素として「Diffがあることを(恐れずにむしろ)歓迎し、そのDiffに向き合い、ぶつかりあいながら、目的に向かっていくことができる人達がいる、場がある」ことかと思います。

Diffを取ることで自分達が良くない状態であることが分かることもあります。その時にその事実と向き合うことができ、そこから目的に向かう一歩、二歩を進むことができるかが大事です。

DevLOVEというコミュニティがそういうDiffに向き合おうとしている人達の背中を押したり、何か一歩を踏み出すヒントを得られるような場になっていたりして、少しでも役立っているのであれば嬉しいことです。

そして自分自身、「現場コーチ」として様々な現場のDiffと向き合いながら、これからも「正しいものを正しくつくる」現場作りをやっていこうと改めて思いました。
最後は決意表明みたいになりましたが、これが私の【DevLOVE Advent Calendar 2015 「Diff」】のエントリです。

Photo credit: Walt Jabsco via Visual hunt / CC BY-NC-ND

-DevLOVE, コミュニティ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

仕事と勉強会の源泉の関係

ここ1年ほどいくつかの勉強会に参加して、時にはスタッフだったり、スピーカーをさせてもらったりした中で「仕事と勉強会の源泉の関係」について感じたことです。 「今日の勉強会でエネルギーをもらったので、明日 …

DevLOVE関西

2013年12月のDevLOVE関西でやったこと

 2013年12月に開催したDevLOVE関西です。  年末ということもあって2回でした。 エンジニアのためのリーンスタートアップ  普段からこの分野でお仕事をされている和波さんのお話は刺さるモノがあ …

DevLOVE関西

「DevLOVE関西~Decision~」を手伝ってくれたスタッフの皆さんへ

 このエントリはDevLOVE関西~Decision~をお手伝いしてくれたスタッフへ向けてのものです。  誰1人が抜けても「DevLOVE関西~Decision~は」できなかったと思います。 #4月後 …

DevLOVEロゴ

いろいろな現場に深く関わっていく

 この記事はDevLOVE Advent Calendar 2013 「現場」の22日目です。 #大詰めを迎える12月後半などはまだ空いていますので、「現場」や「DevLOVE」に興味がある方はぜひお …

DevLOVE関西

40回開催した2014年のDevLOVE関西

DevLOVE関西、2014年は40回開催できました。 #2013年の話は「35回開催した2013年のDevLOVE関西」をご覧ください 参加してくれた皆さん、話し手の皆さん、会場提供していただいた皆 …

ギルドワークスの現場コーチ。
「正しいものを正しくつくる現場を増やす」ことを目指している現場コーチ。認定スクラムマスター(CSM)。
様々な規模のSIerでのシステム開発を経て今に至る。
DevLOVE関西を主催。