徹底することの難しさ

旧館より

やり方の改善や新手法を取り入れることがあります。
例えば今までの設計手法を「品質の向上を目的として、今度はこういう手法、方法をやってみよう…」等という時です。

顕在/潜在的問題点に対し解決方法を考え、提案をするのは難しいことです。
しかしより難しいのは、その改善手法や取り決めを徹底、展開し、それが「当たり前」になるまで運用することです。

人間誰しも「新しい事」や「現状からの変化」に対し、多かれ少なかれ拒否反応を示します。
特に中長期的に見て効果があるとことが分かっていても、短期的にタスクやリスクが増える時にはより顕著です。

これに対しては、これがベストな方法かいつも悩みますが、いかにキーパーソンを巻き込み、時には政治的方法も使い、まず初めに「やらせてみる」(理想は)「自発的にやってもらう」ことが大事だと考えています。
その序盤を上手く進め、定着することが出来れば、最後にはそれが当たり前になって来ます。

どんな物事でも一緒で継続してそれをするのが当たり前になってくると、いざしないと「何かモヤモヤ感」が出て結構自然とするものだなぁと思うわけです。

※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

Photo credit: benaston via Visualhunt / CC BY

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