日常」カテゴリーアーカイブ

2022年のふりかえり

2022年は”楽しい1年”だった

楽しい1年だった“というのが1年を通じての感想です。

その要因の1つには主戦場の変化があります。
これまでの「開発チームやプロダクトチームに関わりながら、その延長線上で組織全体の変化に取り組む」という文脈から、「組織全体をより良くしていきたい。そのためにまずはあるプロダクトチームや事業部から取り組む」という文脈の関わり方が増えていきました。

もう1つは共に歩む仲間たちの存在です。
前職でも一緒にやっていた市谷さん(@papanda)以外にも新井さん(@araratakeshi)、森實さん(@samuraiRed)といったアジャイルや組織について経験豊かな人たちがいます。
このような仲間たちと同じ現場に立つことで、いろいろな経験や知見を交換し、学び合えている点も楽しいところです。

さらに、2021年に比べると東京方面や三原や名古屋といったクライアントの現場にも足を運び、実際の利用者や関係者、またチームと同じ時間、体験を共に過ごしたことも楽しく感じました。

勉強会やカンファレンスでの発表

外部の勉強会やカンファレンスで話す機会は2021年に続き少な目でした。
ただ、支援先の様々な現場で、新しいチーム向けのAgile&Scrum概論を何度もしたり、OKRに取り組もうとする組織向けのOKRの解説、また若手向けのタスクマネジメントのトレーニングなどいろいろやっていました。

DevLOVE関西を2年半ぶりに実施した

勉強会つながりでは、2年半ぶりのDevLOVE関西をオンサイトで実施しました(組織づくりの話(オンサイト))。

参加者数人で小さなグループでテーマに沿って話すダイアログで、誰かの困り事にそれぞれの経験を伝えあったりしている風景はとても懐かしく、そして楽しく、嬉しいものでした。

いろいろ久しぶりすぎてなにをしてよいか段取りなどを忘れている自分がいましたが、状況を見ながら2023年はもう少し継続的にこのような場づくりをやっていきたいと考えています。

63冊の本を読んだ

読書数は63冊で、ほぼ2021年と同程度でした。
2021年の傾向から引き続いて、組織づくりやそこにおける人々の考えや行動に関する本を多く読みましたが、2022年は「組織を芯からアジャイルにする」や「ゾンビスクラムサバイバルガイド」、「アジャイルメトリクス」などのアジャイルに関する良書も多く、いろいろ考える機会を持てました。

サイドプロジェクトをもう1年間やってみた

2021年から細々と取り組んでいたサイドプロジェクトも引き続き同じペースで取り組んでいました。
何度か仮説検証して、ランディングページ(あなたの習慣化をサポートするHabitee(ハビティー))を作ったり、有料化してみたりとして、2022年もいろいろ検証、実験ができました。

その他の取り組んだこと

アジャイルコーチとスクラムマスターの集い

2019年の時もとても楽しかったアジャイルコーチとスクラムマスターの集いに参加しました。場所も一緒に参加した人もそこでの会話もやはり楽しく、学ぶことが多かった3日間でした。

EQ(Emotional Intelligence Quotient)

“感情の取り扱い”は前々から興味があったテーマで、知人がこのあたりに詳しいことがわかり、学ぶ機会をうまく得ることができました。
EQのアセスメントなどを通じて、自分の感情へのアクセスする時の癖や解釈などいろいろわかることが増えて楽しかったです。

洋書を読了

洋書をDeepLの力を借りながらですが、2冊ほど読み終わりました。
2019年から毎日3年以上続いている英会話、それに伴う勉強などを通じて、英語に対する苦手感は減ったような気がします。

プレーしたゲーム

もともとRPGやSRPGが好きでちょくちょくしていたのですが、2022年は例年以上に遊びました。

  • ブレイブリーデフォルト2
  • 両手いっぱいに芋の花を
  • Divinity: Original Sin – Enhanced Edition
  • DragonAge:Origins Awakening
  • Dragon Age:Origins
  • オクトパストラベラー
  • マーセナリーズリバース 追憶のワイルドリンクス
  • トライアングルストラテジー
  • Divinity:Original Sin 2
  • Dragon Age: Inquisition
  • Kingdoms of Amalur Re-Reckoning

2023年はどんな1年にしたいか?

まずは、1月のRSGT2023で、Outcomeにフォーカスするチームへのジャーニーをお話します。
また、レッドジャーニーもプラチナスポンサーとしてブースを出しています。
RSGT2022でもそうでしたが、やはりリアルに多くの人がいる場所でお話したり、その前後にホワイエなどでいろいろな人とお話できた現地の雰囲気が相変わらず素敵だったので、2023年も現地に行くつもりです。見かけてたら気軽に声をかけてくれるととても嬉しいです。

おそらく2023年も引き続き、組織の変化に外から関わることが多くなると思います。私たちはこれを”組織アジャイル”と呼んだりしますが、この取り組みは独特の難しさがあります。

1つのプロダクトチームにフォーカスすることと違い、”プロダクト”というもののわかりにくさ、関係者の多さ、立場や考えの幅の広さ、そして組織にある”これまで”など様々な要素があります。
その中で、これまでと違うなにかを生み出していくのは相当の覚悟が必要ですし、覚悟だけでなんとかならない難しさもあります。
このような“組織アジャイル“をレッドジャーニー、それぞれの組織の中の人と共に進めていくのが2023年のメインテーマと考えています。

というわけで、2023年もよろしくお願いします。

Photo by Sean Oulashin on Unsplash

雑談のススメ

これはなに?

こちらはレッドジャーニーアドベントカレンダー4日目の記事です。
前日は市谷さん(@papanda)のそれでもなお、「何を変えるのか」1秒でも多く考えて欲しいでした。

最近、雑談していますか?

一時期に比べるとオフィスに行ったりする機会が増えてきたとは言うものの、以前のように気軽に雑談する機会が少ない現場もまだまだあると思います。

リモートワークが中心になる前の状況はどうだったかなと少し思い返してみます。
当時は毎日のように毎日のように支援先で様々な人と雑談をすることも多かったと思いますし、様々な勉強会やその後の懇親会などでも雑談が多くありました。

私は、人の経験や考えを聞いたりして、自分の考えを整理したり、一緒に何かを見つけたりする探索的な会話が好きでした。
このような探索的な会話を今回は雑談と呼びます。

そのため、このような状況の中で雑談の機会を意図的に作りたいと思い、この状況になってからいろいろな人と定期的にオンライン雑談をしています。

今回は私なりのオンライン雑談のやり方やそこから感じたことなどを書いてみます。

私の雑談のやり方

だいたい以下のようなやり方をしています。

  • 参加人数:原則2人、つまり1対1です。ごくごくまれに3人になることはありますが、ほぼほぼ2人の雑談です。
  • 雑談の間隔:だいたい2週間〜1ヶ月おきに場を持ことが多いです。もちろんお互いの予定が合わなくて前後することもあります。
  • 実施時間:基本1時間としています。実施する時間は相手によって朝早めだったり夜だったりします。10〜19時のようないわゆる業務時間内に雑談の場を持っていることはほとんどありません(支援先の人との場は除きます)。
  • やり方:Notionに1回の雑談ごとにページを作り、話したいトピックをお互い書き出します。書き出したトピックを軽く共有し、どれから取り上げたいか決めて、そのトピックから話していきます。

上記のような雑談を最近は10人くらい(週2,3回)としています。
また雑談の相手は私と同じようなアジャイルコーチもいれば、プロダクトマネジメントをガッツリやっている人、テックリード的なエンジニア、組織にいる人がどうすれば輝くかに取り組んでいる人など様々です。

雑談でどんなことを話しているか?

  • 認知の4点フレームワーク
  • 期待のすり合わせは最初にする(後出ししない)
  • 新しい未知なことに1人で取り組むか、みんなで取り組むか
  • 学んだ知識と体験・経験がつながる瞬間
  • 認知負荷を小さく保つことと”健やか開発”
  • “自分でお金を稼ぐ”ことの意識の違い
  • 「今、ここでそれを言うことは誰のためなのか?」と問い続ける
  • “アジャイルコーチ”への期待値はなにでどうすりあわせるか?
  • 「感情を出す」と「こういう感情を持っていることを伝える」の違い
  • レッドピルを飲んで気づいた人への対応
  • やわらげ言葉レパートリー
  • 「モテたい」って言葉の正体
  • Vertical(Feature) vs Horizontal(Component) team
  • CleanCraftmanshipを読んだ
  • 職能横断チームのアンチパターン
  • 難しいことをやるんだから、やり方はできるだけ簡単にしようよって話

こちらは雑談でのトピックのほんの一部です。
こちらにあるように本当に雑多なものですが、お互いの活動領域や興味関心の範囲に近いことが多く、AgileやScrum、組織、人、チームビルディング、プロダクトづくりなどです。

余談ですが、同僚の市谷さんとの日曜朝に雑談の様子は 市谷聡啓×中村洋の〔アジャイルこぼれ話〕:新しいことに挑み続ける組織の、勝率を上げる戦い方とは?などで読むことができます。

雑談をやってみて感じること

トピックがどちらに出したにせよ、知的好奇心を持って探索な会話を一緒にやっていくことをとても楽しく感じています。

「なるほど、それってこういうモデル?」「その構造だとこういう考えもありそうやんね」「これとそれって実は近くない?」「だとすればこういうこれまでとは違う考え方が見つかるんじゃない?」といった探索的な会話のキャッチボールは自分にとって心地よく感じます。

そこにはどっちかが偉い/偉くない、絶対的に正しい/間違っているというものではなく、「その概念って少しズレているように自分は感じるわ」と躊躇なく自分の考えや感想を表明できる関係性もあります。これも心地よく感じます。

探索的な会話をしている最中にどんどん2人の考えやモデルが変化していったり、ある言葉や概念と一見関係なさそうな別の概念との間に思いもしなかった関連が見つかったりします。
それは、2人の間にある無数の水路がどんどんつながったりして新しく組み上がっていっている感じです。

そのような雑談が終わった後は、探索したことによる心地よい疲労感と新たな発見できたいことに対する充実感があります。

雑談仲間の1人であるAkiさん(@spring_aki)とは、このような様相を”相乗的オタトーク”や”創造的オタトーク”と呼んでいます。

おわりに

今回は、私がやっている雑談のことを書きました。

自分の考え方や体験を共有し、相手と探索的な会話をし、新たなことを見つけること。
これは、昔からハンガーフライトとしてやっていたものととても近いなと改めて思いました。

ぜひみなさんも、ハンガーフライトのような雑談をいろいろな人とやってみてはいかがでしょうか?

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2021年のふりかえり

ギルドワークスとの関わり方を変えた

2021年6月末で、ギルドワークスの取締役を退任します | サウスポーなエンジニアの独り言が、2021年で一番大きな出来事です。2014年4月に仲間と共に立ち上げてから7年以上、「正しいものを正しくつくる」に自分なりに取り組んできました。それを少し違う形にしました。

その後は、主に個人事業主として活動しており、これまでギルドワークスで関わりのあった現場、新しくお声がけいただいた現場の支援を引き続きやっています。
2020年以上に2021年は”組織の変化”をテーマにした支援になることが多かったように思います。

引き続き、組織やプロダクトチームを広く支援していくので、ちょっと話を聞いてみたい、相談してみたいという方はお気軽にお声がけください。

雑談を多くした

2020年からやっていました(2020年のふりかえり | サウスポーなエンジニアの独り言)が、引き続き2021年も雑談しました。

月1回など継続して雑談する関係の人も増えており、リアルなコミュニティなどで深く話す機会が少なくなっていた私にとって、いろいろな考えを知ったり、自分の考えを壁打ちしたり、時には化学反応が起きて新しい概念が生まれたりと有意義な時間になっています(付き合ってくれているみなさん、ありがとうございます)。

サイドプロジェクトを1年間やってみた

ちょっとした縁があり、知人3人でちょっとしたサイドプロジェクトをやってみました。
基本的に”毎週土曜午後2時間”というタイムボックスの中で、ユーザーインタビューをしたり、プロトタイプを作ったり、実際に運用してみたり、ドッグフーディングしたり、また別の仮説を検証してみたり…としていました。

成果が出ているとは言えませんが、バックグラウンドが違うし、価値観も少し違うけど、ちゃんと議論して前に進んでいて、とても面白い経験になっています。

勉強やカンファレンスでの発表




上記以外にもクライアント先でのプライベートセミナーなどもいくつかありました。
が、それでも一時期比べるとだいぶ減っているなぁと改めて実感しました。

読書数

読書数は61冊で、2020年と同程度でした。
読んでいる本の傾向としては、アジャイルに関すること以外にも「組織づくり」「問いの立て方」「コーチング」といったテーマの本がより多くなってきたように思います。

2022年は?

まずは、1月のRSGT2022で、「いい感じのチーム」になるためにやることをお話します。
現地に行くつもりですので、見かけてたら気軽に声をかけてくれるととても嬉しいです。

また、今後、より関わっていきたい方向性も見えてきているので、そちらに取り組んでいきたいと考えています(そんなにこれまでと大きく変わるわけではないですが)。

というわけで、2022年もよろしくお願いします。

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2021年6月末で、ギルドワークスの取締役を退任します

2021年6月末で、ギルドワークスの取締役を退任します

ギルドワークスでの思い出

2014年4月に市谷さん、上野さん、増田さんとギルドワークスを立ち上げました
4月1日(エイプリルフール)ということもあって「冗談でしょ?」と何人かから言われたのは今となっては良い思い出の1つです

本格的なリモートワークも初めてだったし、クライアントにアジャイルコーチ(自分たちは現場コーチと呼んでいる)として関わるのもほぼ初めてで、本当に多くのことを実験しました

“正しいものを正しく作る”や”越境”などは共通的な価値観として持っていましたが、それをどうやっていくか?というのはそれぞれ違っていたりし、たくさんぶつかったりもしましたが、どれも多くの学びがありました

“対話すること”を大切さにしていたので、頻繁に合宿したのも良い思い出の1つです(ギルドワークスだけの合宿だけでなく、クライアントと一緒に合宿をしたことも何度もありました)

これからのこと

ギルドワークスとの関わり方はこれまでとは変わりますが、今の現場は引き続き、現場コーチとして関わっていきます

当面は個人事業主としての活動し(いい機会でもあるので)活動の幅を広げたり、可能性を探ってみようと考えています(なのでお気軽にお声がけいただけると嬉しいです)

これからもよろしくお願いします

2020年のふりかえり

要約すると

COVID-19、ギルドワークスの体制変更など、大きな環境の変化がありました
またそれに伴い、大阪-東京移動がなくなりオンライン主体になったり、コミュニティ活動など自分の活動のやり方が変わった1年でもありました

現場コーチの仕事のやり方

COVID-19により仕事のやり方が大きく変わりました
これまでほぼ毎週2,3日、大阪と東京を行き来するリズムでしたが、これが無くなりました
3月以降に関東方面に行ったのはギルドワークスの合宿での1回だけでした

これに伴い、現場コーチの支援のやり方もオンライン中心になりました
オンラインミーティングでのファシリテーションやグラウンドルール、オンラインでの見える化のツール(Miroなど)、ちょっとした雑談や偶発的な会話が減ることによる影響をどうするかなど様々なことに取り組みました
幸いなことにギルドワークスは2014年の設立からリモートワークだったこともあり、この手のノウハウや知見、あり方などはありました
この点は、多くの支援先がリモートワークに関する課題に出会った時に役立てることができたようです

このような状況にも関わらず、いくつかの新しい現場から声をかけていただき、結果として例年とほぼ変わらない”新しい現場との出会い”がありました
正直、4月頃は「この先どうなることやら…」と不安に感じたこともあったので、とてもありがたいことだなと感謝しています

DevLOVE関西の活動

これまで毎年20〜30回開催していたDevLOVE関西ですが、2月に企画していた10周年イベントは中止になり、その後の活動も一切しなくなりました

オンラインイベントという形でやろうか?と思ったことも何度かあったのですが、「オンラインイベントを実施すること」自体に自分のモチベーションが湧かなかったというのが正直なところです
自分にとって毎回の”ダイアログ”と名付けた少人数のグループで「ああでもないこうでもない」と参加者のみんなが会話している雰囲気や光景が大きなモチベーションだったようです

ギルドワークスの変化

2014年の創業メンバーである市谷さんと増田さんが代表取締役と取締役をそれぞれ退任し、上野さんが代表取締役、私が取締役になりました
とは言うものの、それぞれこういうフォーメーションの変化に備えて1,2年前から動いていたこともあり大きな影響は今のところないように感じています

2020年のニュースやお知らせは全部で17本でした
2019年は37本だったのですが、主に発信していた市谷さんが抜けたので、この結果になりました

それでも支援先の事例をいくつか届けることができたのは良かったです
経営者とも、現場とも「共感」のスタンスで寄り添い、変化に強い組織に
コミュニケーションギャップを乗り越え、チームで作った「自分たちにあったスクラム」
バラバラだったメンバーが、気付くと本当のチームになっていた

勉強会やカンファレンスなどでの発表

Regional Scrum Gathering Tokyo2020 に参加してきました #RSGT2020 | サウスポーなエンジニアの独り言

JBUG 大阪 #4 オンライン! – connpass

スクラムフェス札幌 2020

読書数

読書数は53冊で2019年の85冊から減りました
これは東京-大阪の移動がなくなったことと、ゴールデンウィークや夏休みといった長期休みもあまり他の日と変わらない活動をしていたことが影響しています

雑談

2020年で増えたことの1つがオンラインでの雑談です
1対1や3人程度で、明確に決まったトピックがなくその時に話したいことを話していくことが多かったです
2,3週間ごとに数ヶ月継続した雑談している人もいます
ざっと数えてみると130回ほどでした

というわけで、また2021年もよろしくお願いします。

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久しぶりにデブサミ関西でお話します #devsumi

今回で10周年を迎えるデブサミ関西でお話させてもらいます

ご縁があり、2020年8月27日(木)に開催されるDevelopers Summit 2020 KANSAI(デブサミ関西)でお話させてもらうことになりました。

セッションタイトルはデブサミ関西10周年記念! エンジニアとしてのキャリアをふりかえる。そしてこれから……というもので、@daiksy@tksmdの3人(司会は吉池さん)で、以下のような概要でお話します。

デブサミ関西も今年で10回目! これまで、多くの関西に住むエンジニアの生き方をお届けしてきました。このセッションでは、過去、デブサミ関西でキャリアについてご登壇いただいた方々に再度集結いただき、その時と比べての自分の変化や、関西IT業界の10年間の変化、昨今の新型コロナウイルスの影響などについて語り合います。

今回のデブサミ関西はオンラインイベント、かつ、事前収録です。
そういうことで、先日、このセッションの収録が終わったのですが、3人ともそれぞれ「どんなあり方でいたいと考えている(た)のか?そしてそれを実現するためにどんなことを判断し選択してきたのか?」といったお話をしています。

私とデブサミ関西との関わり

話し手としては、2012年、2013年、2014年と3年続けて発表していました。

また、2012年〜2019年まで実行委員としてお手伝いさせていただきコンテンツを一緒に検討したり、「どうやったらデブサミ関西、ひいては関西がもっと盛り上がるのか?」を考えたりしていました(ここ2,3年はあまり強くは関わり合いができていませんでしたが)。

当日はチャットでお話しましょう

前に書いたようにセッションはすでに収録済みで、当日は(セッションごとに用意されている)チャットに話し手3人ともいる予定です。
セッションを聞きながら、さらに質問やディスカッションなどをチャットでリアルタイムにできるような感じになることを楽しみにしています。

26(水)13:00までは申し込みできるので、私たち3人のセッション(もちろんそれ以外にもたくさん魅力的なセッションがあります)に興味がある方のお申し込みお待ちしています。

2019年のふりかえり

2019年のギルドワークス

2019年のニュースやお知らせは全部で37本でした。
2018年は38本だったので前年と同じくらいです。

主な出来事

これら以外には、AgileJapanやプロダクトマネージャーカンファレンスなどカンファレンスへスポンサーという形で貢献できた2019年でした。

2019年の現場コーチ

2019年もいくつかの新しい現場から声をかけていただきました。
事業会社の現場でもっとうまくなりたいのでフィードバックや事例などを期待する現場もあれば、これからアジャイルに取り組んでいきたいがそのためには組織にある”当たり前”を壊していく仲間として期待されている現場もあり様々です。
また、長く支援させてもらってきた現場を卒業する話をする一方、もっと広い範囲で支援できないかと一緒に考えている現場もあります。

課題の傾向としては、開発のやり方がテーマの時もあるのですが、どうやったらユーザーに使ってもらえそうなものを見つけるか?といった仮説検証の話や”ビジネス側と開発側”といった組織構造やそれに起因する関係性がテーマが多くなっているように思います。

2019年の個人

読書

読書は85冊(2019年の読書グラフ)で2018年の86冊とほぼ同じ数でした。

勉強会やカンファレンスなどで発表したスライド

2019年はこんなことを話しました。

Regional Scrum Gathering Tokyo2019の感想(1日目) #RSGT2019 – サウスポーなエンジニアの独り言

Developers Summit 2019でお話してきました。 #devsumi – サウスポーなエンジニアの独り言


DevLOVE X でお話してきました #devlovex – サウスポーなエンジニアの独り言

「アジャイルコーチが見てきた組織の壁とその越え方」という話をします – サウスポーなエンジニアの独り言

2019年のDevLOVE関西

2019年は24回実施しました。2018年は27回だったのでほぼ前年と同じです。
話し手の皆さん、会場を貸してくれた皆さん、参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

2020年にはDevLOVE関西10周年イベント「MIRAI 〜これまでの10年。これからの10年 〜」という場を持ちます。
2020年も引き続き、現場の前進のためにいろいろなテーマでDevLOVE関西をやっていこうと思います。

というわけで、また2020年もギルドワークス、DevLOVE関西をよろしくお願いします。

unsplash-logochuttersnap

Developers Summit 2019でお話してきました。 #devsumi

Developers Summit 2019でお話します。 – サウスポーなエンジニアの独り言で書いたようにお話してきました。

スライドとTogetter

デブサミ2019【15-C-6】「仕事なんか楽しいはずないやん」に反発し「ええと思うなら、やったらよろしいやん」を胸に歩んできた話 #devsumiC – Togetter

事前にスライドを公開していたし、話す内容も決めていたものの「こんな”自分史”のような話でいいんだろうか?」と思っていました。
そんな中、2日目のオープニングトークで実行委員の黒田さんの「どこかの本に書いていることを語るのでなく、自分の現場で経験したことを好きに語ればいい」みたいな話を聞いて勇気づけられました。

この発表内容に至るまでの2つの出来事

近藤さんからのフィードバック

1つ目はコンテンツ委員でもある翔泳社の近藤さんとの壁打ちです。

近藤さんから「最近のスライドを見ましたが、ギルドワークスの色が強く、できれば”越境”とか使わずに自分の言葉でお話してもらえたら」というフィードバックをもらいました。

ギルドワークスは自分達で立ち上げたこともあり、自分とギルドワークスはほぼイコールな存在でした。なので、「そらそうやろうな」と思いつつ、正面から受け止めて自分の言葉に振り切ってみました。

そういう背景もあり「こういうトピックをこんな感じで話してみようと思いますが、どう感じますか?」といった壁打ちの時間をもらいました。
近藤さん、ありがとうございました。

RSGT2019でのフィードバック

もう1つは1月のRegional Scrum Gathering Tokyo2019(RSGT2019)でのフィードバックでした。

私のセッションを聞いた人が「昔は”自分はこうやったけど、お前はどうなん?“という尖った感じやタフクエスチョンがあった印象だけど、最近は初学者向けが多いからかそういうのが少なくなった。初学者向けセッションはわかりやすくていいんだけどね」というものでした。

そう言われてみると、最近は説明的な内容やわかりやすい事例などが期待されていることが多かったように思います。その影響かこのフィードバックのようにどこか丸くなっていたかもしれません。

このような2つの出来事もあり、今回は”自分がやってきたこと”とそこからどのようなことを考えるようになったか?という話をさせてもらいました。聞いていただいた人にとって「自分にとって仕事を楽しむというのはどういうことだろうか?仕事を楽しむためにどんなことをしているだろうか?」などを考えるきっかけになったとすれば幸いです。

その他の印象に残った出来事

エンジニア相談スポンサーブース sponsored by ギルドワークス

かつてコミュニティブースがあった頃はDevLOVEとして出していたブースを、ギルドワークスとして出させてもらいました。
コミュニティから飛び出したギルドワークスというカンパニーが5年経ってこのデブサミで…と思うと嬉しかったです。

いい意味での相変わらずの同窓会感と新しい人との出会い

デブサミでしか顔を合わす機会のない旧知の方ともたくさん会うことができました。
どんなことをやってきて、今どんなことをしているのか?をお互い語り合うことができるというのも自分がデブサミに参加する1つのモチベーションです。

1日目の夜にあったDevelopers Summit 2019 アンオフィシャルパーティーでも楽しめました滝川sさん、ありがとうございました)。

またエンジニア相談スポンサーブースなどをきっかけに新しい出会いもたくさんありました。

まとめ

発表の機会、2日間にわたるいろいろな人との出会いの場を用意していただいた翔泳社、スタッフのみなさん、ありがとうございました。
そしてギルドワークスのブースに足を運んでいただいたみなさん、セッションに興味を持ってくださったすべてのみなさん、ありがとうございました。

Developers Summit 2019でお話します。

Developers Summit 2019(デブサミ2019)で、「仕事なんか楽しいはずないやん」に反発し「ええと思うなら、やったらよろしいやん」を胸に歩んできた話というタイトルでお話する機会をいただきました。
2日目の15:15〜、まだ席は余裕があるようなので興味ある方は覗いてくれると嬉しいです。

デブサミの思い出

東京のデブサミでお話するのは2014年のデブサミぶりでLTを含めると3回目になります。

デブサミに初めて参加したのは2013年では、当時実行委員として関わっていたこともあってデブサミ関西の紹介LTをやりました。
その時は「ここがあの目黒の雅叙園か。あ、Twitterでフォローしている○○さんがいる」と、とてもワクワクしたのを覚えています。

2014年のデブサミでは公募セッションの枠があり、それに選んでもらいお話をすることができました。
この時はまだオープンにしていなかったのですが、ギルドワークスの立ち上げ準備でバタバタしたり、これからのことを不安に思っていたことを覚えています。
この年の2日目は大雪で終了時間が少し早くなり、大雪の中、帰ったのもいい思い出です。

ここ2,3年は足が遠のいていましたが、デブサミはSNSでつながった人、DevLOVEなどコミュニティで知り合った人達と再会するちょっとした同窓会のようなものでした。
そういうこともありセッションを聴くよりも当時あったコミュニティブースや休憩会場でいろいろな人と話す時間が多かったように思います。

デブサミ2019で話すこと

今回は、自分がこれまで何を基準にどういう風なことを考え何をやってきたのか?そしてそれはどうなったのか?といったお話をします。一言でいうと”自分戦略”です。

  • 自分のやっていることに意味を見いだせなかった日々の中でやったこと。
  • 不安や焦燥感を感じながら「自分が楽しむやり方をやろう」と振り切ってやったこと。
  • 「仕事なんか楽しいはずないやん」と言われた中で「楽しむことが良いプロダクトづくりにつながる」と思い続けてやったこと。
  • 良いプロダクトを作るために、受託開発でも利用者に会いに行ってフィードバックを高速に回したこと。
  • 非日常の場でのできごとを日常の場に持ち込むためにやったこと。

できるだけ「それお前(とその環境)やからできたんでしょ」にならないようにいくつかはプラクティスの形に落とし込んでお話できればと構成を考えているところです。

今回のデブサミのテーマ「SHARE YOUR FUN!」にちなんで、自分なりに現場を楽しくするためにやってきたことをお話したいです、聴きに来てくださったみなさんの楽しさなども知ることができると嬉しいです。

というわけで、今からデブサミ2019が楽しみです。

2018年のふりかえり

2018年のふりかえり

2018年は総じてどんな年だったか?

Five Fingerでいうと4というところです。

ギルドワークスとして

2018年のニュースやお知らせは全部で38本でした。

4月にロゴを変えたり(GuildWorksロゴのご説明)、「開発組織2.0」「いきなり最強チーム」「タイガーリープ プログラム」のように、これまでやってきた提供しているサービスや事業をよりわかりやすくし、より届けたいという狙いでそれぞれ個別の紹介ページを作ったりしました。

また、自分達もよく使っている仮説キャンバスオンラインツールの提供も開始しました。

現場コーチとして

ありがたいことに2018年も多くの現場から声をかけていただきました。久々に関西の現場でガッツリさせてもらったり、これまでとは少しコンテキストの違う現場やチームを知ることができました。
現場がいろいろと学んで自立できコーチがいらなくなった現場もあれば、期待のすれ違いでうまくいかず終わったものもあります。

またコーチを2人でやるパターンが何度かあり、お互い学ぶことが多く貴重な経験になりました。

ペアコーチングノススメ
Agileコーチと歩んだ学んだ3つのこと – @kajinari – Medium

印象として「アジャイルをやるために相談したい」の対象が少し前とは違ってきているように感じています。
相変わらず「開発チームを」というのは一定数ありますが、最近は開発チームにとどまらず「プロダクトづくりをアジャイルにやっていきたい」というご相談が増えてます。

そして実際に現場支援を始めるとアジャイルな度合いの高いプロダクトづくりのための組織の構造や組織運営をどうしていくか?などに向き合う割合が多くなっています。

個人として

読書

読書は86冊(2018年の読書グラフ)でここ数年で一番多かったです。
電子書籍の割合が大きくなっています。

勉強会やカンファレンスなどで発表したスライド

2018年はこんなことを話しました(他にも公開できないプライベートセミナー的なものもいくつか)。

Regional Scrum Gathering Tokyo2018(Regional Scrum Gathering Tokyo2018に参加してきた #RSGT2018 – サウスポーなエンジニアの独り言)

Backlog World | プロジェクト管理に関わる全ての方のための祭典

DevLOVE関西でタスクマネジメントについて話してきた #DevKan – サウスポーなエンジニアの独り言

DevLOVE関西のこと

2018年は27回実施しました。
話し手の皆さん、会場を貸してくれた皆さん、参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

越境し、現場を前進させるための人の巻き込み方
関西の地で現場を前進させんとする者達の話
リーンスタートアップで事業を駆動している者達の事例
人が自ら考え、判断し、行動するように成長をうながすフィードバック
モブプログラミングを実践してみよう!! 〜アジャイルモンスターのモブプロ入門〜
あるエンジニアがプログラムを紡いでいく様を見てみる
ユーザーストーリーマッピングを使って、要求の全体像を把握しよう
カイゼン・ジャーニー / たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで (発刊イベント)
プロジェクトの組み立てに悩むリーダーのための 本当に使える開発プロセス(ダイジェスト版)
“個人のタスクマネジメント”のコツや悩みを話す場
モブワークをやってみる
カンバンによるムダのカイゼンの事例
現場の問題をみんなで話し合って、現場の前進の一歩とする
デビューの遅かったエンジニアの自分戦略
UXリサーチ手法#5「ジャーニーマップ」早わかり講座
”効率が良い”を考えてみる〜フロー効率性とリソース効率性のお話〜
Sansanの開発の現場
KPT以外のふりかえりのやり方を話してみる 〜現場改善の四方山話〜(DevLOVE関西番外編)
それぞれの現場を変えようとしている者達の話〜越境者の活動談〜
アウトプットを習慣化しようとしている人たちの話
KPT以外のふりかえりのやり方を話してみる #2 〜現場改善の四方山話〜(DevLOVE関西番外編)
UXデザインのはじめの一歩を体験しよう! ユーザーインタビュー、ユーザー心理分析の基本
継続的インテグレーション(CI)・継続的デリバリー(CD)のお話
ScrapboxやGyazoを生み出しているNOTAの開発の現場
Engineering Manager を語ろう
現場でレガシーコードに立ち向かっている者達の話

自分がきっかけになるより誰かの現場の話題や関心ごとから開催に至ったものが例年に比べて多かったようです。

というわけで、また2019年もよろしくお願いします。

2017年のふりかえり

2017年のふりかえりです。

2017年は総じてどんな年だったか?

5段階なら4という感じです。

ギルドワークスとして

「正しいものを正しくつくる」という旗を掲げて活動しているギルドワークスとして、そこにより向かうためにいきなり最強チーム仮説検証型アジャイル開発などを公開しました。

また情報発信という意味ではなかなかできていませんでしたがギルドワークスアドベントカレンダーをコンプリートできたことも大きかったです。

現場コーチとしては、引き続き、クライアントにも恵まれました。順調に成長して卒業した現場もあったり、新たな現場支援をお声がけいただきました。

個人として

2月に人生初の入院をしたり、個人プロジェクトを断念したりと少し凹みもありました。
一方、DevLOVE関西の活動も例年通りできましたし、個人としても色々発表できました。

2017年後半は意図的に人と会うことを増やしたりして、自分の考えの枠を変えたり、引き出しを増やしたりする活動もできてきました。

勉強会などで発表したスライド

2017年はこんなことを話しました。

Regional SCRUM GATHERING Tokyo(Regional SCRUM GATHERING Tokyoに参加してきた)

Agile Japan 2017 大阪サテライトでのLT

DevLOVE200 Bridge

KANJAVA PARTY 2017 !!!(KANJAVA PARTY 2017 !!!で「DevLOVE関西からギルドワークスへの越境」を話してきました。

Geeks Who Drink in Tokyo-Agile Team Edition-

ギルドワークスのイベント

「正しいものを正しくつくる」とは何か

プロジェクトの全体像をみんなで考える「インセプションデッキ」

DevLOVE関西のこと

2017年は20回開催しました。2016年は21回だったので、ほぼ同じ数を開催できました。
話し手の皆さん、会場を貸してくれた皆さん、参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

2017年は久しぶりに大きなイベント【DevLOVE関西2017 commitment 〜”何”にコミットするのか?〜】を開催できました。

Regional Scrum Gathering Tokyo 2017 報告会 (スクラム道関西共同イベント)
マネージャーによるメンタリングの話
プロジェクトマネジメントの勘所
リンスタ関ヶ原 (新大阪の変)
自分のメンタルモデルに気づく
自分の生産性と組織の生産性を向上するための8つの習慣
How to Energize People: Management 3.0ワークショップ体験
デザインリニューアルの難しさ
自分戦略〜CTO編〜
現場を前進させる若者たちの話
ドローンやGPSとGIS(地理情報システム)で、次世代サービスを考えてみる
モブプログラミングをやってみる
ビジネスマンを「めんどくさい」から解放する【RODEM】の開発の現場
「心理的安全性」のことに思いを馳せてみる
シリコンバレーから学ぶサーバントリーダーシップ
「現場で役立つシステム設計の原則」読書会(第1回)
製造業の現場での反復開発の事例
大きなSIerの中で「アジャイル開発で飯を食う」までの歩み
「グラフをつくる前に読む本 一瞬で伝わる表現はどのように生まれたのか」を語り尽くす
DevLOVE関西2017 commitment 〜”何”にコミットするのか?〜

2018年1月に越境し、現場を前進させるための人の巻き込み方関西の地で現場を前進させんとする者達の話があります。

2018年はどんなことをするか?

ギルドワークスとして

5年目になるので、これまで積み重ねてきた学びをより伝わりやすく言語化していく活動に力を入れていくとともに、新たな発見が得られるよう、より越境していきたいと思います。

個人として

DevLOVE関西を続けつつ、機会をいただければ積極的に話していきたいと思います。
嬉しいことに1,2月で話す機会をいただけています。
1月:Regional Scrum Gathering Tokyo 2018での「ふりかえり」の始め方と続け方
2月:Backlog World | プロジェクト管理に関わる全ての方のための祭典での「アジャイル開発でのデジタルツールとアナログツールのバランス(仮)」

2017年はやりきれなかった個人プロジェクトを何か1つでも形にできればと思います。

というわけで、また2018年もよろしくお願いします。

Photo on VisualHunt

2016年のふりかえり

2016年をふりかえってみます。
DevLOVE関西のことは2016年前半のDevLOVE関西の活動記録2016年後半のDevLOVE関西の活動記録に書いています。

2016年の目標はどうだったか?

これまでの延長線を大事にしつつ、「そう来た!?」というようなことをやっていきたいと思っています。
2015年のふりかえりではこのように書いていました。

「これまでの延長線を大事にしつつ」については、ありがたいことにギルドワークスとしても、その中の現場コーチとしてのもお声がけいただいているので、ある程度はうまくやれたかなと思っています。
一方、「そう来た!?」というのは、こと個人においては、少し停滞していて、あまりできませんでした。

勉強会などで発表したスライド

2016年はこんなことをお話しました。

ギルドワークスでのイベント「価値探索 × プロダクト開発 -ギルドワークス事例発表- in 大阪」で、現場コーチの中で仮説検証などの価値探索を現場と共にやっているか?といった内容をお話しました。

こちらはDevLOVE関西「それぞれの現場におけるチームづくりの試行錯誤」にて。現場コーチの1つのメイントピックである「チームビルディング」について、自分が考えていることや現場で気をつけていることなどをお話しました。

こちらもDevLOVE関西でですが、こちらは現場コーチの中身ではなく、これまでの自分のキャリアについてお話しました。

もう1つはEGMフォーラム「アジャイルカルチャーを企業に浸透させるには?」にお招きいただき、「アジャイルカルチャーが組織に根付くまでの挑戦」というテーマで少しお話しました。
これのより踏み込んだ内容は2017年1月12日(木)・13(金)に開催されるRegional SCRUM GATHERING Tokyoでお話できると思います。

他にもDevLOVE関西カンバンを作ってみようの中で「現場でカンバンを使ってみて変わったいくつかのこと」というテーマで、カンバンを使っている現場の事例紹介をしました。

ギルドワークスのこと

「現場コーチ事業の継続」という観点では、立ち上げ当初から支援していた現場が卒業する一方、いくつかの現場から支援の相談や依頼をいただき、新しく現場コーチをスタートできています。

イベントも「価値探索カンファレンス -仮説検証型のサービスづくり-」や「越境アジャイルカンファレンス」といったギルドワークスがかかげる正しいものを正しくつくる越境というキーワードにちなんだ場を作ることができました。

コラボレーションでは、ヌーラボの中村さんと「Backlog-GuildWorksの集い」を、Atlassianの長沢さんと「Atlassian – GuildWorks 現場トーク」を、また永和システムマネジメントの天野さんとは「「ふりかえり」による現場改善の事例とその可能性」を開催しました。

その他のこと

2016年は体調的な変化がいくつかありました。幸い大きなことには今のところなっていませんが、不惑を迎えたこともあるのでもう少し持続可能な活動を意識しないといけないなと。

読んだ本はyohhatuさんの2016年の読書グラフ – ブクログを見ると79冊で、ここ数年では一番多かったようです。読んだのを見ると大きな傾向は変わっていませんが、特に後半は「組織づくり」に関する本が多かったように思います。

2017年の目標はいくつか考えていますが、軸は変わらず「正しいものを正しくつくる現場を増やす」です。
そのために、書き物などの情報発信を増やすことや、現場訪問をもっと気軽にお声がけいただいてできるようにしていきたい(これは今でもやっていますが)ので、2017年もよろしくお願いします。

Photo via Visual hunt

2015年のふりかえり

2015年のことをふりかえってみます。
#DevLOVE関西のことは28回開催した2015年のDevLOVE関西に書いています。

発表させてもらったこと

以下のような場でお話させてもらいました。

  • HDIfesプロジェクトを成功させるための「期待マネジメント」
  • Agile Japan 2015アジャイルな現場になっていく時の越えなければいけない3つの壁
  • デブサミ関西関西で働くという生き方
  • TISMatsuri:プロジェクトを成功させるための「期待マネジメント」(再演)
  • この中で一番嬉しかったのは、古巣でのTISMatsuriの発表でした。HDIfesで私の話を聞いた上で「社内の同僚にも聞いて欲しい」という思いで声をかけてもらいました。
    昔々、その古巣でアジャイルサムライ読書会などの社内勉強会をやっていたことを思い出したりもしました。

    これからもお役に立つのであれば積極的に出かけていきますので、お気軽にお声がけください。

    ギルドワークスのこと

    「正しいものを正しくつくる」をミッションに2年目もギルドワークスとして色々やりました。

    プロダクト開発では、株式会社チカク様のまごチャンネル、株式会社クラフル様のCraful、株式会社オズビジョン様のスマートフォン版ハピタスなどを、全国に散らばっているエンジニア、デザイナーの仲間とリモートワークでチームを組んで手がけました。
    開発以外でも価値探索として、様々なお客様、サービスに携わることができました。

    一方、私がメインで行っている現場コーチでも、「正しいものを正しくつくる」現場を増やすためにいくつもの現場に携わることができました。まだまだ道半ばではありますが、お客様からいただいている声からはそれ相応の値打ちも提供できているようです。

    そんな現場コーチでは「まとまっていないんだけど、ちょっと困っていて話し相手になって欲しいんだけど…」という感じでも、ご相談に乗れますので、こちらもお気軽にお声がけください。

    またイベントでは開発者ギルドカンファレンス2015ギルドミートアップ価値探索 × プロダクト開発 -ギルドワークス事例発表-などを開催しました。

    コラボレーションしたサービスとしては、ハッカソンの企画から事業化までを、開発現場まで踏み込んで支援する企業向けサービス、発火ワークス(HackaWorks)を開始しました。

    こうしてふりかえってみると、素晴らしいお客様、仲間に恵まれて、色々なことができた1年でした。

    2016年はこういうことにチャレンジしたい

    ギルドワークスとしても現場コーチとしても1つの節目である3年目を迎えますが、これまでの延長線を大事にしつつ、「そう来た!?」というようなことをやっていきたいと思っています。

    というわけで、2016年もよろしくお願いします!

    Photo credit: KK_photographics via VisualHunt / CC BY-NC-ND

    あるリーダーFさんのこと

    ふと週末に近所を散歩していたら、クラブ活動中の母校(中学校)の学生を見かけて思い出したことです。

    これまで自分が出会ったリーダーで、強く印象に残っている一人が中学校時代の先輩でした。
    #中学時代のことなので美化されているとは思いますが…

    思い出話

    この2つ上の女性の先輩(以下、Fさん)は、知り合った当時、生徒会の会長をやっていました。
    このFさんの代の生徒会がやろうとしていたことに校則の改正がありました。
    今、思えば自由で緩やかな校風で校則もそれほどとは思わなかったですが、当時の自分達には「こっちの方がいいな」とか「これは今に合っていないかも」と感じるものがあり、それを変えるための「校則の改正」でした。

    (自分は色々あって他の生徒達より)これらの活動を間近で見聞きすることができました。

    Fさんの進め方は、(この年代にありがちな)ガキ大将的な「とにかく自分についてこい!」的なリーダーシップではありませんでした。
    「自分達はどこに向かおうとしているのか?そうなったらどんな風になるのか?」といったビジョンを示す、伝えることをすごく大事にしているようでした。

    「今はこういう所にいて、こんなことになっているんですよ。で、それをこういう風にしてみようと思うんです。もし、そんな風になったら(あなたは)どう思います?どう感じます?」といった感じで、ちゃんとそれぞれが考えることができる…少なくとも感想を持つ…ようなメッセージを出すようにふるまっていました。

    しかもそれを教師、生徒、保護者それぞれの関心事や心配事に合わせるような形でどこを強調するか使い分けていました。
    この年代は「どうしてダメなんだ!」「頭の固い先生や親はこれだから!」と何かと正論を正面からぶつけ、お互いにとって良い結果にならないことが多いと思うのですが、Fさんの進め方ではそういう衝突が起こりませんでした。

    もちろん教師、保護者のキーマンに根回しをしていたかもしれませんが、このような進め方もあってか驚くほどスムーズにことが運んでいました。

    ふりかえって自分を見てみると

    (今でもまだまだできていませんが)20代の頃はFさんとは真反対のふるまいをしていました。
    所属組織やクライアントの課題に対して、自分の視点からのみの正論を相手に投げていくスタイルでした。
    中には受け入れてもらったものもありましたが、無用な衝突なども多かったように思います。
    Fさんの進め方や考え方を深く理解して取り入れることができていれば変わったかもなぁ…と思いを馳せていました。

    2014年のふりかえり

    2014年のことをふりかえってみます。

    コミュニティ(DevLOVE関西)や発表など

    コミュニティ「DevLOVE関西」のことは40回開催した2014年のDevLOVE関西を、発表的なことは2014年の発表スライドまとめに書いています。

    正しいものを正しくつくる「ギルドワークス」を立ち上げた

    市谷(@papanda)ら仲間と共にギルドワークスを立ち上げました。

    ギルドワークスを立ち上げたのはもちろんゴールでなく、やりたいことをもっとダイレクトにやっていくための1つの手段です。
    そしてそのやりたいことはGuildWorks Blogの書いたように…

    「自分が手がけているプロダクトやサービスのことを胸を張って、家族や友人に伝えることができる」エンジニアを1人でも増やしたい
    仕方なく仕事をやっているエンジニア、自分が書きたくないコードを書いているエンジニアを1人でも減らしたい

    …ということです。

    その実現のために私は…

    現場コーチとして組織の中に踏み込んで、チームを巻き込みつつ「あるべき姿」と「そこに至る道筋」を一緒に考え、示し、行動していく。

    …というのをメインの武器にやっています。
    #かつて(一緒に仕事をしたことはありませんでしたが)同じ組織にいた市谷といったん別々の道を歩んで後に、こんな風に一緒に歩んでいるというのは不思議です。

    とてもありがたいことに今までのところクライアント様や色々な仲間に恵まれて、良い滑り出しができています。
    2014年はギルドワークスのことが一番大きな変化でした。

    2015年はこういうことにチャレンジしたい

    ギルドワークスを通じて、自分がやりたいことでその値打ちを提供していくというのは2014年以上にやっていきます。
    他のことは具体的に「これ!」と決めているわけではないですが、おそらく1年後の今頃には「2015年も色々大きなことがありました」と書いているような気がします。

    というわけで、2015年もよろしくお願いします!

    デブサミ2014でお話してきました!

    もう2週間も前になるのですが、【Developers Summit 2014 (デブサミ2014)】に参加してお話してきました。

    デブサミ2014、講演関連資料まとめとして資料などがまとめられています。

    成功と失敗の狭間に横たわる2つのマネジメント

    聴きに来てくださった皆様ありがとうございました!

    登壇に至った理由は1つ前のエントリ(デブサミ2014で登壇します)に書いています。

    1日前までスライドができあがらずけっこう悩んでいましたし、緊張もしていました。
    壇上に上がる前は「整理した考えを”自分のため”に独り言のように話す」と開き直って言い聞かせたりもしました。

    内容は目新しいことはなく、自分がこれまでやってきた中で「これは大事なんじゃないかな」と思うことについて、やってみてうまくいったり、失敗したこと経験談をお話しました。

    他に参加したセッション

    1日目は話す前に他の方のセッションを聴くと自分のスライドを手直ししたくなるので、コミュニティブースで色々な方とお話していました。

    2日目は以下のセッションに参加しました。(リンク先はSlideShare)
    【14-D-1】Team GeekによるFearless Change(角征典〔ワイクル〕)
    【14-D-3】越境する開発~あの日開発していたサービスの名前を僕たちはまだ知らない~(市谷聡啓〔DevLOVE〕)
    【14-B-5】ピンポンゲームでスクラム体験ワークショップ(川口恭伸〔楽天〕)

    角さんのパターンの話は分かりやすかったですし、市谷さんの話をDevLOVE以外で聴くというのも新鮮でした。
    ピンポンゲームも終わった後に川口さんと色々ディスカッションできたので「なるほど~」と思うことがありました。

    デブサミは同窓会であり、良い刺激をもらう場

    デブサミは自分にとって同窓会と改めて思いました。
    DevLOVEのコミュニティブースで色々な「お久しぶり!」な人とお会いできたし、(一緒に仕事はしたことないけど)元同僚の@namikawaさんとランチしたり。

    そしてそれぞれ場所は違えど色々挑戦していたりして、これも良い刺激になります。

    写真

    DevLOVEのコミュニティブース
    DevLOVEのコミュニティブースです。
    @teyamaguさんの設営力(?)に感謝です。

    スピーカー控室への案内
    スピーカー控室への案内板。

    スピーカー控室
    ここがスピーカー控室です。
    リハーサルの関係で1番乗りだったので誰もいないのですが、日中はここでスピーカーの皆様があちこちで話をしていたり、スライドを手直ししていたりとワイワイガヤガヤと楽しい空間になっていました。

    スピーカーパス
    スピーカーパスです。これは次のデブサミでも身につけてみたいです。

    会場
    リハーサルの時に撮った会場です。実際は聞き手の席は暗くなっているので壇上からほとんどお顔は見えなかったのですが。

    コーヒースポンサー
    1万円でなれるコーヒースポンサーの頂き物です。
    書籍も1冊いただけますし、セッションは並ばずに優先的に1番前の電源付きの席で聴くことができるしメリットが多いと思いました。

    最後に

    両日ともとても楽しく、あっという間の時間でした。

    特に2日目は雪の中、時間短縮したり運営の難しい判断もあったと思いますが、それを感じさせることなく楽しませてくれた、翔泳社さんを初めとするスタッフの皆様のオペレーションに感謝です。ありがとうございました!

    次のデブサミでも何かお話できるように頑張っていこうと改めて思いました。

    Developers Summit 2014

    デブサミ2014で登壇します

    2014年2月13日(木)・14日(金)に開催される【Developers Summit 2014 (デブサミ2014)】で登壇します。

    きっかけはデブサミ2013でのAction

    1年前のデブサミ2013の時の話です。
    この時のテーマ「Action!」にちなんで「自分のアクションをつぶやきましょう!」と呼びかけがありました。
    私はこんなActionをつぶやいていました。


    初めてデブサミに参加したのですが、登壇者の話、コミュニティブースでの話、スピーカー控室での話、またデブサミそのものの雰囲気。全てがとてもワクワクして、楽しく、大きな得るものがありました。

    その時に「今度はスピーカーとして来てみたらまた違う風景が見えるのかな?」と思い、あのActionをつぶやき、今回、公募に応募しました。
    #正直、お声がかかるとは思っていなかったです。もっともっと良い話をする人がいるので。

    どんなお話をするつもりか?

    【13-A-5】(1日目の15:15)で「成功と失敗の狭間に横たわる2つのマネジメント」とお話をします。
    #ありがたいことに満席になっています。

    これまでいくつかの組織を渡り歩き、色々なチームでスクラムマスターとしてやってきました。成功したこともあれば、残念ながら失敗したこともあります。成功と失敗の狭間には「モチベーションマネジメント」「期待マネジメント」という2つの「マネジメント」があったと考えています。今回はこの2つのマネジメントについてやってきたことをお伝えしたいと思います。
    特に期待マネジメントはチームに対してだけでなく、クライアントやチームの外にいる組織そのもの(より上位のマネジメント層や経営者層)にも大事だと痛感しています。アジャイルなど新しいことを始める際、始めている途中に起きる様々な摩擦や課題に対し、期待を適切にマネジメントして、時にチーム外に適切な情報の発信や交渉ができないと、それら新しいことが定着する前に途切れてしまうこともあります。これらに対し、私の考え方や工夫したことを成功、失敗事例を交えてお話します。

    デブサミ運営事務局長からのMeessageに「デブサミ2014では、みなさんのAction!したStoryや、これからAction!したいStoryを、お話いただきたいと思っています。Action!をシェアすることが、受講者の皆様やプロジェクトチームのAction!を促し、結果、社会を善にする鍵になると信じて!」とあります。
    それに習って自分のAction!したStoryをお話することで、少しでも自分の経験したことが聴きにきていただいた皆様にとって何か役に立てばと思っています。

    他にもこんなのもあります

    セッションの質量はもちろんですが、セッション以外にもいろいろなコミュニティがブースを出したりしますので、コミュニティやそこにいる人達との交流も楽しみです。

    またコーヒースポンサーもオススメです。
    事前申込不要で電源のある最前列でセッションを聴くことができますし、本ももらえますし、何よりスピーカー控室に入れるので、スピーカーの方とお話すこともできたりします。
    #スピーカー控室の雰囲気を味わうだけでも良いと思います。

    デブサミ2014にお話させてもらえる機会をいただけたことに感謝し、様々な出会いを楽しみにしています。

    2013年をふりかえって

    2013年もいろいろあったので、どんなことがあったか記録しておきます。
    DevLOVE関西関連のことは35回開催した2013年のDevLOVE関西に書いたのでそれ以外で。

    1月

    大阪リーンスタートアップ読書会 #5
    傍楽いきいきプロジェクト~職場の景色を変えるワークショップ~
    リーンカンファレンス2013 ~ヒット商品をつくる仮説検証型開発プロセスとスキル~

    仕事面では普段のスクラムマスター業以外に、リーンキャンバスやインセプションデッキなどを使って企画やアイデアをもう少し違う形で考えてみるには?といったことに取り組んでいた時期でもありました。

    2月

    Scrum Boot Camp in 島根
    その時のエントリ【「Scrum Boot Camp 島根」に行ってきました】です。
    カラダで学ぶチームビルディング
    デブサミ2013
    11回目にして初めてのデブサミでしたが(デブサミ関西2013の実行委員長として)LTをやってきました。
    その時のエントリ【デブサミ2013(やその他色々)に参加してきました
    【勉強会】第1回リクリ勉強会「失敗しないアプリ開発を行うには〜 Getting Realを学ぼう 」
    京都アジャイル勉強会 #京アジャ 春の特別編
    2月25日 第16回 #TFSUG: 大阪vol.2(大阪府)

    イベント以外ではマナスリンクさんで「DevLOVE関西」のことを書き始めたり、仕事面では社内でアジャイル開発の勉強会をやっていました。

    3月

    スクラム道関西「POStudy(第0回)」
    京都アジャイル勉強会 #京アジャ 第18回
    TOC/TOCfE関西分科会~成功事例から学ぶCCPM講座~

    この頃には社内で毎週1回のランチ勉強会というのが始まりました。
    そしてもう社外のイベントでは「デブサミ関西2013のキックオフ」というのがカレンダーに記録されていましうた。ここから半年以上に及ぶ準備が始まったわけです。

    仕事面では、複数チームのスクラムマスターとして、スプリント計画やふりかえりなどに出たりして色々試行錯誤していました。

    4月

    第5回大阪Jenkins勉強会
    第18回 #TFSUG TFS の今(大阪サテライト)
    DevLOVE四国
    XP祭り関西2013

    仕事面では組織変更なんかがあって守備範囲が広がったりして提案活動に少しだけ足をつっこんだ時期でもありました。

    5月

    AgileJapan大阪サテライト
    実は2013年で、あまり良い意味ではない方の印象に残っている発表でした。
    参加者層や届けない内容などが本当にフワッとして、結果として「参加者の皆さん、どういうのをお聞きしたいですか?」的な形にしたのですが見事に盛り上がりませんでした(質問してくれた人は、なんとなく知っている方が多かった気がします)。

    この頃からの2、3ヶ月での出来事(人との出会いや場)が、残り半年に大きな影響を与えているように思います。

    6月

    ・Drupal Cafe 2013 vol.5 in OSAKA

    7月

    色々な人と会って、話して、当時考えていたことの仮説を検証をしたり、インタビューをしたりして、どういうニーズがあるか?など本当にお金を払うのか?など色々試していました。

    それに呼応する形で、これまで以上に社外の人と一緒にプロジェクトを進めることが増えてきて、それぞれのやり方や振る舞い、多岐に渡った関心事などにも目が行って面白かったです。

    9月

    共感で駆動するプロダクト開発の始め方と進め方
    XP祭り2013 ~XP~(東京都)
    デブサミ関西2013
    Scrum Boot Camp (スクラム道関西 presents)
    2014年からやっていくことになるChangeHackersとして明確な最初のイベントをやったり、そこからXP祭り→デブサミ関西→Scrum Boot Campというコンボはなかなかにタフでした。

    10月

    Innovation EGG 第一回 IT系コミュニティ合同•未経験者向け勉強会

    仕事面ではこの時期に「あぁ2014年からはまた次のステップに行くんだなぁ」と決めました。

    11月

    DevLOVE甲子園
    1日で最大60人が話したDevLOVEらしいイベントでした。
    「団」チームとして話したのは以下のスライドです。

    12月

    第28回 関西IT勉強宴会
    アプリのペーパープロトタイピング勉強会

    2013年のまとめ

    DevLOVE関西以外でもスクラム道関西、デブサミ関西2013など色々なイベントに関係することができました。
    何より2014年はまた違うステージに挑戦してみようと思ったのも2013年の大きな出来事でした。

    ※アイキャッチ画像:http://www.flickr.com/photos/4ever30something/451088722/

    自分のTwitterアイコンの変遷

    Twitterアカウントのアイコンは干支をモチーフにしたものですが、元ネタはヨメさんが年賀状用に描いていたものです。
    #コミュニティなどで使う個人名刺にも使っていて、名刺の作成は前川企画印刷さんのブロガー名刺にお願いしています。

    描き始めて5年が経ったので、アップします。

    2009年:丑(うし)

    2010年:寅(トラ)

    2011年:卯(うさぎ)

    2012年:辰(龍)

    2013年:巳(蛇)

    番外編:@papandaさん

    ヨメさん曰く「辰と巳て同じようなもんだから難しい」とのことでした。
    というわけで、2013年もよろしくお願いします。

    ※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

    会社を移ることになりました

    2012年6月末で会社を移ることになりました。
    (何度か転職をしているのですが)今のところ、社会人経験の中で一番長く所属していた会社になっていました。

    思い出1:Rubyとの出会い

    入社後しばらくして、(弊社では)お客様向けとして開発実績の無かったRuby(とRuby on Rails)を使いシステムを構築し、(お客様に)良い評価をもらったことです。
    1システムだけでなく、確か計4つほど作ったと思います。

    チームはRuby未経験者ばかりだったので、当時(Rubyで)社内SNSを作っていた@kuranukiさんや@nsgcさんが助っ人で来てくれ、合宿形式でペアプロをしたのも良い思い出です。

    思い出2:スクラムとの出会い

    直近で長く携わった社内向けのプロジェクトも印象に残っています。

    この時のチームは(ボスを筆頭に)本当に仕事に対する姿勢が素晴らしいもので(もちろん技術力もですが)、私も本当に多くのものを得ることができました。
    チームを抜ける時には「卒業証書」をもらったりもしました(笑)。

    このチームでは「ここぞとばかりに」色々チャレンジしました。Redmine、Jenkins、テストコード、そしてファシリテーションやスクラムなどなど…。
      
    RxTstudyに携われたりスクラム道な方々と出会えたりする機会にもつながりました。
    またそれらをきっかけにして社内外で人前で発表するという貴重な経験もできました。

    アジャイル(スクラム)については「教科書的にはこうだけど、自分達のコンテキストでは…」という点が多く、大きい壁となり、その度チームで話し合って、自分達なりの開発のやり方とユーザへ価値を届けるベストな方法を模索し続けました。
    これも良い経験でした。

    思い出3:社内コミュニティ

    アジャイルサムライの道場(社内読書会)ランチ勉強会を通じて、(サラリーマンSE色の薄い)前向きなエンジニアと出会えたことです。

    「勉強会」が全てではありませんが、こういうのが積極的に開催されていて、参加者も多い組織はエンジニアにとって魅力的だと思います。
    (夢物語な感じですが)「毎日どこかのセミナールームで(社内外を問わず)勉強会をやっていて、色々な人がやってきて交流ができる環境にしたい」と思っていたりもしました。

    この考えに影響を与えた方として、入社した当時に(社内SNSを通じて)出会った@papandaさんがいます。
    今ではDevLOVE関西でつながっていたりします。 

    これから

    相変わらず大阪でエンジニアをしています。
    新しい職場のことはまた折を見て書こうと思います。

    これまでの勉強会にも参加したいですし、新しい技術要素に出会うと思うので、その界隈の勉強会などにも参加すると思います。
    よろしくお願いします。

    余談ですが、コミュニティの知人には「どこに行くの?」よりも「(弊社を使っている)勉強会やセミナーの会場確保は(これからも)大丈夫?」と聞かれることが多かったです。
    幸いなことにそれぞれのコミュニティに弊社社員が(スタッフ的に)いるので会場を使うことは(社内規則が変わらない限り)大丈夫なのでご安心ください。

    ※注意:この記事は旧サウスポーなエンジニアの独り言から移行し一部修正したエントリです。

    Photo on VisualHunt